早いもので、今年も残すところあと354日になりました。
今年は初っ端から辛い目にあったので、来年は幸多かれと祈りつつ、行く年を見送りたいと思います。
それではみなさん、良いお年を・・・・・・・・・・・・・・
嗚呼、2009年をリセットしたい。
これが夢ならどんなに楽か・・・、 ぜったいに立ち直ってやるぅ
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「そりゃぁあっちこっちの病院へ行って、手は尽くしましたっていった方が諦めがつくんじゃないの。どうせダメならその方がいいよ。このままいっちゃったら、モミモミ先生だって寝覚めが悪いし」
すでに手遅れのようなことを、「スチャラカ旦那」は平気でおっしゃる。
「まあ、あのおやっさんも好き勝手やったけど、最後は安らかだったって、こっちもそう思いたいよね」
自分だって年末年始に調子が悪かったくせに、人の不幸を肴に追い討ちをかける女帝「Cちゃん」。
それを、かあちゃんはニヤニヤして聞いている。
だいたい「スチャラカ旦那」も「日本天然党」の末席を汚しているわけで、なにがおかしいのか、かあちゃんと「ねぇ~」なんて笑う時があるのだが、そんなとき「Cちゃん」が“チッ ! ”と舌打ちする気持ちはオヤジにもわかる。
だが、もしオヤジが不自然な最後を遂げたら、二人はテレビのワイドショーで、顔にモザイクで音声も変えて、あることないこと幾分楽しげに語るに違いないのだ。
そしてそれはこちらも同じで、もし「スチャラカ旦那」に万一のことがあったら、積極的に顔モザイクでワイドショー出演だ。
結局最後の話題はそんなところに落ち着く。
なんとかサスペンスのような「人殺しドラマ」が大好きなかあちゃんは、そういう展開を望んでいるのかもしれない。
いずれにしても、鬱陶しいことでございます・・・・。
その「スチャラカ旦那」から、毎年暮れにスキーで行く野沢温泉のお土産を頂いた。
野沢菜の古漬けと「半殺し」だ。
この絶妙なタイミングを意図してできたら、彼は「日本天然党」から脱するのだが、残念ながらそれはほど遠い。
しかし、「半殺し」はムチャクチャ旨くて癖になる。
いつも野沢菜を買う店の、それは冬場の新商品だそうで、夏になると「皆殺し」というのが出るそうな。
ぜひそれも味わってみたい。
「半殺し」も「皆殺し」も、野沢菜を唐辛子入りの調味液に漬けたもので、辛いものが苦手なかあちゃんなら、「半殺し」でお陀仏にさせるだけの辛みが効いている。
旨い、旨い、とちょっとずつ口に運ぶうちに、じんわりと汗ばんでくるというカプサイシン効果抜群の代物。
辛さのせいで、背中や頭の痛みが薄れていくような快感だ。
ご飯にのせたり、蕎麦の薬味にしたりするのもいいが、これをつまみに酒を飲んだらいくらでもいけちゃうだろう。
危険な食べ物だ。
こんな旨いものがあるのに、まだ当分あの世へ逝く予定はありません。
ぜったい短期間に甦って、夏の「皆殺し」で酒を飲んでやる。
えー、このように熱烈要望を書いておくと、スチャラカで天然であっても、そこはかとなく律儀な男は、夏になると「皆殺し」のために野沢へ旅立つだろう。
あー、「皆殺し」されたい。
あー、も一度「半殺し」でもいいなぁ。
あー、殺して、殺してぇん
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