お好み夜話-Ver2

鉄人は飛ばず

今月はつねに胸に心拍計を巻いて走ろうと思っていたのに、ついうっかりつけ忘れ3回走ってしまった。

体調は悪くないといっても、所詮ポンコツで心臓肥大でハイパーテンションなオヤジは、薬を飲まなきゃ大会規約のチェック項目すらクリアできない。

せめて自分で、心拍数上げ上げの数値を把握しておくにこしたことはない。

神戸まで20日を切ったから、そろそろ疲労をためるような距離走や坂道・階段、スピード練習は控えといたほうがいいのだが、気持ちがいいので毎回ハアハアゼイゼイだ。

そしてそのあげく、思った。

仮装をやめようと。

走ったあと衣装を身につけてみて、まあイケると確認したばかりだったけれど・・・。


神戸の長田には「阪神淡路大震災」の復興のシンボルとして、実物大の「鉄人28号」が拳を突き上げてそびえ立っている 。

今回オヤジの仮装はこの「鉄人28号」ならぬ、ポンコツ鉄人58号だった。

現段階では、トサカとトンガリ鼻とロケットエンジンをマジックテープや両面テープで取りつけることだけだったのだけれど、もう止めにした。

昨年の「東京マラソン」のカネゴンの悪夢と屈辱が甦ったことで、己れの状態を顧みたからだ。

1年8ヶ月ぶりのフルを甘くみてはいけない。

そして万が一何かあった時、家族や付き合ってくれる「ホリちゃん」、スタッフやボランティアの方々を煩わさせてはいけない、地元から離れた地だから尚更。

冷静にみれば結構無謀なことなのだ、この程度の実力しかないポンコツオヤジが仮装して走るなんて・・・。

そう考えたら吹っ切れて楽になった。

そして、負担がなければ、もしかしたら、うまくカラダの内側と外側のコンデションがよければ、ひょっとして再びサブ4.5 ( 4時間半以下 ) を達成できるかもしれない。

そんな欲が出てしまった。


ポンコツ鉄人58号の仮装の代わりに、昨年10月の退院直後に行われた「大阪マラソン」でみんなが着たTシャツで走ろうと思う。

Tシャツの背中には師匠の娘や息子が手書きしてくれた似顔絵と、可愛らしい手形が押してある。

何でもなきゃオヤジもこのTシャツを着てみんなと一緒に大阪を走ったのだが、沿道で応援していたらサプライズでオヤジのお面をみんなが背中につけて走ってくれたのだった。

その「マゴ」が手書きしてくれたTシャツを、ハレの大会で着ないなんてもったいないと思ったのだ。

「auちゃん」と「ヒヨちゃん」と「ショウくん」の小さな手に背中を押され、気分良く神戸を完走してやる💪

そしてあわよくば、もう一度サブフォー、サブ4.5を狙ってやる👍

その後ならいつでもポンコツ鉄人58号は飛び立てるサ✌️

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