それから点滴と水のみの絶食生活が5日間続き、6月3日の昼過ぎ再びあのチョ〜〜〜マズイ「エレンタール」を飲むことになった。
「エレンタール」の成分はアミノ酸、糖質、脂肪、電解質、微量元素およびビタミンという消化をほとんど必要としない経腸的高カロリー栄養剤とのことなのだが、どこをどう調べても「臭みがあり、味が悪い」なんて出てくるほど最低のお味なのだ。
しかしそのチョ〜マズイ「エレンタール」をクリアしなけりゃ次の重湯に進めず、いわば膵炎の通過儀礼だから、不味かろうが臭かろうが飲むしかないのだ。
前回は20分ほどかけて飲んだが、今回は30分かけて味わってやったぜ😅
どうだとばかりにナースに空きカップを出すと、
「よくできました。じゃ、また明日もう一杯」
!(◎_◎;)
マジ? きいてないよ〜😭
このポンコツの入った病棟はお馴染みの泌尿器科だけど、ほとんどの膵炎の患者は消化器科の病棟で、そこの患者は毎日「エレンタール」を飲んでいると言う。
うへぇ、切ない。
「浜辺美波ちゃん」みたいな患者がいるなら耐えられるかもしれんが・・・。
翌日昼過ぎ、ノリの良いナース「カヨちゃん」がニヤつきながら、
「はい、スペシャルドリンク」
などと言って「エレンタール」を持ってきた。
よおうし、とっとと片付けてやろうじやないかい!
と、においも嗅がずグビッとすると、
「ほんとうにマズイの?どんな味?」
だと🤨
なんだ飲んだことないんかい、ならば
「患者の気持ちを理解するため、どう一杯?」
と聞けば、ノーサンキューだと、そりゃそうだ。
そしてまたゆっくり時間をかけて飲み干し、その日のお食事は終了。
開けて本日昼、ようやく重湯とスープ、そしてヤクルトジョア\( ˆoˆ )/
有り難いことでごぜえます、お代官様🙏
体重は53.1㎏、身も心も軽うございます。
さらに夕食も重湯とスープにヤクルトジョア、プラス牛乳。
そして明日の朝から三分粥、その翌日が五分粥、そのまた翌日は七分粥、そのまたまた翌日は全粥、そしてその全部をクリアした暁には晴れて普通食・銀シャリとなる予定で、銀シャリ食って腹が何ともなきゃ、あー長かった、
た・い・い・ん、だ(ToT)/~~~
今日で入院12日目、来週後半に退院できればいいが、また再度振り出しに戻ってしまったら体重は50㎏切ってしまうかもしれん。
そうなったら筋肉が萎えてしまい、娑婆に出たらまた一から体力と筋肉を付けていかなきゃならんし、脂質をシャットアウトした食事をしっかりやらなけりゃまた病院に逆戻りだ。
これが老いというものなのでせうか( ;´Д`)
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