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お好み夜話-Ver2

小僧の石

雨上がりの空に、思わず足を止めて写真を撮った。


朝の空気は冷ややかだけど、4㎞ほどを折り返してきて汗をかきウインドブレーカーを脱いだ。


4回目のコロナワクチンを打った右腕は3日経ってもまだちょっと痛かったが、腕が上がらないということもなく、熱はまったく出なかったので、朝からずっと雨だった昨日以外は今月はずっと歩いたり走ったりしている。



退院から3週間目の診察を女子医大で受けて数値は問題なしとなり、暮れの28日にMRIを撮って今年は終わりだ。


あらためて急性膵炎の原因が何かと問うと、免疫抑制剤と考えるのが自然だと「マリコ先生」は言う。


だからと言ってそれが「薬害」とは思わない。


夫婦とはいえ他人の腎臓を受け入れて、その免疫力がどれくらいなのか見極めて処方するのは極めて難しいことだから。


入院中にナースや検査技師から聞いたところによると、移植後に何らかの疾患で再入院する患者は多いそうな。


やはりU.S.S.エンタープライズ号のドクター「レナード・マッコイ」のような医師や薬が登場するまでは、基礎疾患の治癒はムリってことね🤔



昨日小僧が入院して、今朝手術が行われた。


病室は最上階の9階で、デイルームからの眺望が素晴らしく、


病室からは富士山まで見えるそうな。


こちらの病院も基本面会はNGだが、受付すればデイルームで待つことは可能で、今朝かあちゃんは手術室に行く小僧を見送った。


緊張してまともに顔を合わさなかったらしいが、「頑張る」と言い残して手術室に向かったようだ。


手術時間は2時間ほどで、終わる頃を見計らってこのオヤジも病院に行った。


担当医師から話を聞くためで、11時半ごろ診察室で画像を見ながら結果を聞いた。


それによると、残された腎臓にはいくつもの結石が散らばっていて、多くは組織に埋まっていてすぐに尿管に下りてくることはない状態だったので、ヤバそうなヤツを砕いて取り出したと言う。


片方の腎臓を癌で全摘出しているので、もし尿管に石が下りてきて腎不全になってしまったらもうアウトだから、これからも定期的に診察して癌の再発・転移に注意するとともに結石の状態もチェックしていくということになった。


残っている結石が尿管に下りてくるとしても56年はかかるとのこと。


それにしても親子で金も溜めずに石貯めて、これは遺伝?と聞くと、遺伝というのはほぼなく体質だそうで、「シュウ酸カルシウム」を溜めやすい体質ではないかという。


個々の患者の結石の原因はあまりよくわかっていないらしく、よっぽど偏った食生活ではない限りとくに食事制限は必要なく、1番手軽な治療は水分補給、とにかく飲んでよく出すということだ。


これも親子でおんなじだわ🤨


よく飲みよく出す、これを呪文のように小僧に言い聞かせなくては。



担当医師から話を聞いて画像と取り出した石をもらい、


やや安心して病院を後にした。


これで熱さえ出なければ、早ければ日曜日に退院できるそうな。


親子でひと安心ウイークであった😮‍💨


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