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お好み夜話-Ver2

KANEGON RIDE A T.Rex

塗料とプラ棒を買いにアキバのヨドバシへ行った時、オモチャ売場に動物や恐竜のフィギュアがたくさん売られていて、何気なくそれを見てどれも出来がいいなぁと、ティラノザウルスの1体を手に取り値札を見たら(@_@)安い‼️

 
造形は素晴らしいし塗装も本格的だし口の開閉もできる体長25センチほどのT.Rexが3,000円もしないなんて・・・。
 
子どものオモチャにしてはちょっと値が張るけど、オヤジの玩具なら許せるお値段だと思うわけで・・・。
 
後ろから前からそのT.Rexを矯めつ眇めつしてたら、ハッといい企みが浮かんでしまった。
 
気がつけばレジに並んで、マゴへのお土産だけどなにか、てな顔をしつつお買い上げしてしまったのだ。
 
 
タグにあった「シュライヒ」というのはドイツのフィギュアメーカーだと、家に帰って雑誌の特集記事を見て知った。

恐竜の色や体毛など未だにはっきりとはわからないことがあり、世界各国の動物フィギュアメーカーがそれぞれの解釈で色やポージングで趣向をこらしているのがおもしろい。
 
そしてハッと閃いた企みとは、このT.Rexに跨っているカネゴンという図。
 
丁度良さそうなサイズのカネゴンが我が家の在庫にあるのはわかっていたが、店で飾っていたせいで埃まみれ油まみれ。
コイツをベースから外して埃と油汚れを落とし、T.Rexに乗った時に手綱を持てるように腕を切り離してポーズ替えして接着し直した。

素晴らしいオヤジ画伯のスケッチどおりに、T.Rexの鞍を粘土で作り、首輪も作った。
 
丁度良さそうなベースも発見して、クシャクシャにしたアルミホイルを敷いていつものようにテッシュを水溶きボンドで貼っていく。

いい感じの地面のデコボコ加減。

パラパラと砂のパウダーをかけて地面を作っていき、

20数年もののインテリアバークを置き、百均のドライフラワーなどを植え、1981年製のタミヤのプラモの残骸からパラサウロロフスの骨を発掘してそれも置き、

ちょっと見られるようになってきた。
 
T.Rexを置いてみるとさらにいい感じ。

鞍と首輪と手綱もできたのでカネゴンを乗せてみてほぼ完成。

はいどうどう、前へ進め!

ってことで完成したベースの上へ

タイトル「KANEGON RIDE A T.Rex」

後ろはこんな感じ。

背景画像を探して適当なものを選ぶ。
「水木一郎」アニキばりの赤いマフラーをなびかせ、

ハイヨー T.Rex‼️

今日はご機嫌がいいみたいだ。

カネゴンとT.Rexの旅のはじまりはじまり。

荒野の果てまで怪獣と恐竜はめざす‼️

あのスケッチからは考えられない出来であります。

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