お好み夜話-Ver2

ジョニー来たる

「ジョニー」は感がいい。

手ぶり身ぶりを見て、その人が何を言わんとしているか察する。

だから「バーバーくん」のような調子コキな日本語もすぐ理解できたし、オヤジの正しいスケベ語にもニヤリとして反応できた。

もう15、6年の付き合いになろうか❓

素人ながら披露宴のムービーを最初に作ったのは、彼と「ヒカルちゃん」が結婚した時だった。

彼らが松本に引っ越した後も付き合いが続き、申し合わせたわけでもないのに一緒にマラソン大会に出たり、自宅に泊まらせてもらったりした。

モグランポという店をやっていなかったら出会えなかった外国人のひとりだが、「ジョニー」はもはや自分は「信州人」だといい、地元を盛り上げるイベントも積極的にやっている。


時どき東京に用があって来ると店に顔を出してくれていたが、会ったのは一昨年の「松本マラソン」以来だろうか❓

ちょうど去年の10月、「諏訪湖マラソン」に行く予定だったのにポンコツで入院してしまって会えず、その後「ヒカルちゃん」が何かと気を使ってくれて地元のお酢を送ってくれたり、「マゴ」の「エレンちゃん」と「ハナちゃん」から手作りのプレゼントをもらったり、ずいぶん元気づけられた。



明日の飛行機でイギリスへ里帰りするという「ジョニー」が、昨夜来てくれた。

ママの「ヒカルちゃん」と「マゴ」たちは先にイギリスへ行っているということで、「ジョニー」と同胞の「ウィル」と2人で。

「ウィル」に会うのは何年振りだろうか❓

以前は頑固に日本語を発しなかったのに、ちょっと老けて丸くなったか「ありがとう」なんて言われてしまった。

インターナショナルなカウンターに、事情を知らない他のお客さんは耳がダンボだ。

久しぶりな「ジョニー」から、誰が何をしているのか、走っているかと聞かれたが、こちらも「チエさん」くらいしか会ったことがないのでアイドンノーだ。

このオヤジがポンコツなせいで、近ごろすっかりお見限り・・・。



いろいろ近況報告しあい、「ジョニー」がポツリと言った。

病院は日本でよかったね、と。

そうなのだ、本当に日本の病院事情はイギリスやアメリカとは比べ物にならないくらい良いのだ。

とくにオヤジのような腎臓を病んでいる病人は、海外では移植しなけりゃ生きていられないのが現状みたいだし。

さすが「ジョニー」、事細かに説明したわけでもないのにオヤジの状態をよく理解してくれていた。

ありがたいことだ、得がたい友よ。

「バーバーくん」や「シゲちゃん」たち、今は離れて暮らしている人たちが何かと気を使ってくれることのありがたさ🙏

この嬉しさであと10年くらい生きてられるかも。



「ジョニー」のパパ、「バイロン」は相変わらず呑んだくれてママに叱られているそうな。

でも可愛い孫が2人も里帰りしているんだから、「バイロン」も少しは良い子にしているんじゃないの。

日本のポンコツ酔っ払いも、「マゴ」にまた会うまでは少し良い子にしてようかね( ̄▽ ̄)

しーゆーあげいん「ジョニー」👋

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