例によって小僧くんの素敵な手帳のおかげで、30分待ちの列をすり抜け黄門様の印籠よろしく手帳をかざして無料で無料でご入場。
毎年恐竜博が開催されるのは、毎年新発見や新解釈があるわけで、今回の目玉は史上最大の肉食恐竜「スピノサウルス
」の全身復元骨格の展示。
「ジュール・ベルヌ」の「地底旅行」を読み、それを映画化した1959年の「地底探検」に夢中になった子供時代、映画に登場した巨大なヒレを持つ恐竜、それが「スピノサウルス」の原体験だった。
今回の展示では、去年観た「ジュラシック・ワールド」に登場した「スピノサウルス」とはやや違い、前脚に比べて後ろ脚が細く、水中に進出した肉食恐竜だということが分かってきた。
「スピノサウルス」が目玉とはいえ、帝王「ティラノサウルス」は不動の人気だから今回も迫力のお姿を見せている。
まあそういうド派手な展示もさることながら、地道な発掘作業の様子や化石クリーニングの様子なども興味深く、羽毛のある恐竜、鳥への進化を探る過程で2015年に中国で発見された「イー」を初めて見た。
「イー」というのは中国語で「翼」の意味のようで、ジュラ紀の中期から後期に生息していた前肢にコウモリのような皮膜があり、それで空を滑空していた、まあ怪獣でいえば「ギャオス」の小っちゃいヤツですかね。
この「イー」が翼竜「プテラノドン」と違うのは、進化の早い段階で分かれた別種だからで、翼竜は絶滅の道をたどるけれど「イー」は鳥への進化に向ったということらしい。
その鳴き声といえば、「ショッカー」の戦闘員のあの雄叫びを想像してしまうのはーワテクシだけなのでありましょうか🙄
恐竜研究はこれからも体色や鳴き声など、様々な新発見がある筈だから、来年も来ちゃうんだろうなぁ。
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