「とんぺい焼」やソーセージなどもあるが、若い人はやはり「肉」そのものだろう。
以前ランチをやっていた頃は、せっかくステーキ屋さんにも劣らない厚さ22ミリのでっかい鉄板があるのだからと、ステーキを扱っていたこともあるが、仕入れの関係や何よりもオーダー率が低かったためやめてしまった。
それから十数年、最近になってやはり「肉」ものを何かやろうとずっと考えていた。
そして選んだのが、ワイルドで食べ応えのある「スペアリブ」だった。
で、勉強のためにことあるごとにいろいろな店の「スペアリブ」を食べた。
各店でそれぞれ肉の大きさ、切り方、提供方法が異なるが、いずれもビールに良く合いそのボリューム感で人目をひく。
今まで食べた中では、「銀座ライオン」の「スペアリブ」が食べやすく味も良かった。
その次に、浅草「神谷バー」の「スペアリブ」がそそった。
どちらもビアホールで洋食メインだから、さすがに旨い。
ただいずれもお値段は千円以上するので、こういった老舗のお店ならまだしも、モグランポでは少々勇気がいるだろう。
様々なハードルをクリアしなけりゃメニュー化に至らないが、ある日いろんな問題が一気に解決した。
決め手はソース。
これが我ながらいい出来だ
名づけて「テキサスのオヤジがビール片手に煮込んだ絶品オリジナルBBQソース」。
そして主役の肉そのものの大きさ、厚み、品質、仕入れの問題も何とかなった。
何度も試作をして、ほぼ完成形に近いものができた。
この鉄板の「スペアリブ」で、およそ150~180グラム、お値段は千円を切る予定。
仕込んで2日間で完成するから、「モツ煮込み」と同様、慣れの問題だけだ。
はじめは曜日限定でやろうかと考えていたが、これは定番メニューにする。
さらに、お肉を楽しんだ後の鉄板に残ったソースで、もう1品できることを確認したので、それは召し上がってからのお楽しみ。
さっそくPOP作りにとりかかろう
さ・ら・に
仙台方面の方にはナイショで、「牛タン」も始める。
しかもあまり出回っていない「仔牛の牛タン」焼だ。
POPはもう完成しているので、ひと足お先に公開。
こちらも定番にするのだが、成牛と違って小ぶりなため、数に限りがあるのです。
そしてこれにもサブメニューがある。
いわゆる「タン先」という部分は、普通にスライスして焼くのではいささか噛みごたえがあるので、別の調理をして「牛タン」とは違うメニューにする。
さてどんなものになるか、あと数回試作をしてみなきゃね。
新メニュー、新メニューと言いながら、いつまでも現実化できないでいたが、今月中にはこの2つはお披露目出来るだろう。
タイミングがよく居合わせた方には、他のメニュー候補の試作品も味見してもらうかもしれない。
乞うご期待
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