血液検査の結果、炎症の数値CRPは前回26だったものが5に下がった。
自宅絶食13日とリンゴ・ニンジンジュースのおかげか。
とはいえ、基準値が0.30 mg/dl以下だから、まだぜんぜん良くなったわけじゃない。
造影剤CTのために昼食はなし、そして絶望的なことに夕食には悪魔のエレンタールがっ
( ̄◇ ̄;)
相変わらず飲んだ途端にピーャラドンドン。
憂鬱で夜はほとんど眠れず。
入院2日目、10時ごろ呼ばれてEUS=超音波内視鏡検査へ。
なのでこの日も絶食。
自分で歩けるのに車椅子に乗せられ、点滴付きで検査室へ下りる。
受付して、口や喉を麻痺させる液体を流し込み、氷になった麻酔薬を舐め検査台へ移る。
左を下にして横になり、右腕に血圧計のカフが巻かれオキシパルスメーターを指に付けられる。
検査着?手術着?に着替えた「マリコ先生」に南極1号みたいな口になる枷を嵌められ、涎垂れ流し状態だが、どんな格好でも美人は良いね・・・
「眠くなる薬が入りま・・・」
言葉が終わらないうちに瞬落ちした。
どれくらい経ったのか、おこされて車椅子に移るが、眠い、耐えられないほど眠い。
車椅子で運ばれている途中に意識が遠のき、転げ落ちそうになりながら病室へ戻る。
ベッドに横になった瞬間、寝落ちた。
ナースに起こされて目を開けたのは6時過ぎ、11時には戻ってきたらしいから、7時間まるまる寝ていたことになる。
痛みはない。
痛くはないが腹が減った。
自宅で絶食している時は空腹感はさほどなかったのに、点滴とエレンタールのおかげかモチリンがギャースカ鳴く。
しかし夜もメシ抜きで、おまけに昼間たっぷり寝たせいでまったく眠れない悪循環。
これじゃ体壊すよっ、て、もう壊れてるか😑
入院3日目、徹夜明けの6時ごろウトウトするが、すぐにナースにおこされ検温、血圧測定。
朝の回診で「マリコ先生」がきて告げる。
「膵管が破綻している」 と😳
破綻⁇
「島崎藤村」の小説かい? あ、あれは「破壊」か🙄
「大辞泉」によると破綻とは、
⓵ 破れほころびること
⓶ 物事が、修復しようがないほどうまく行かなくなること
とある。
はて?このオヤジの膵臓ちゃんの「破綻」とはなんぞや⁇
激しい炎症で膵臓の中の嚢胞が破裂したとは聞いていたが、飛び散った膿が膵管に取りついて本来太い管が枝分かれしてしまい、そのいくつかを塞いでいるようなのだ。
EUSの画像をみながら、絵もかいてもらって説明してもらったところ、
みぞおちと下腹部と右肋骨の下あたりが痛い今回の痛みは、飛び散った嚢胞と膵液が下腹部と胆嚢のあたりに飛び火したためのようで、その部分に関しては炎症がおさまればなんとかなるらしく、厄介なのは膵臓の真ん中あたりに居座る嚢胞が膵管を圧迫して膵液の流れを妨げていることだという。
膵炎そのものの原因は相変わらず不明だが、今回の痛みの根幹はその真ん中の嚢胞だから、これを吸い出すか切除することで膵液がちゃんと流れるようにするのが必要な治療とのこと。
しかし、7月10日に退院してからわずか49日で劇的変化を遂げた我が膵臓、痛みの亡霊がお盆で帰ってきたなんて冗談が過ぎるぜ😞
ま、なんにせよ月曜日からまたまたまたMRIと地獄のERCPが待っているので、2週間程度で済むとたかを括っていた入院は1ヶ月を覚悟しなくてはならなそうだ。
嗚呼、いろいろやってダメなら、本当に膵臓を切除しなくてはならなくなるかも・・・、嗚呼、誰かさんの膵臓でも喰いたいよ、お先真っ暗・・・。
現時点で気力0、夢もチボーもない。
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