入院前夜

5月の時も6月の時も七転八倒の痛みで、救急車で連れていかれても当然の状態だったが、今回は違う。

何とか痛みに耐えられたうえに、入院前夜だというのに痛みがないのだから。


痛みが消えたのは昨日の朝から。

日曜日、月曜日とみぞおちの痛みはおさまったものの、右腕をぐいっと上に伸ばしたり、大きく深呼吸をしたりすると、右肋骨の下あたりに引き攣るような痛みが残っていた。

それが昨日の朝から、気がつけばすっかり痛みがなくなって、声も普通に出せるし起き上がりもスムーズになった。

絶食13日目だ。


入院して24時間点滴をすると、過去の経験からだいたい5日で痛みが消えたが、やはり自宅療養の絶食だけでは倍以上かかってしまうのか？

それとも毎朝・晩のリンゴ・ニンジンジュースとコンニャク湿布のおかげでこの日数で治ったのか？

いずれにしても明日、検査結果がどう出るか楽しみだ。

とにかく炎症が治らないうちは詳しい検査ができないのだから、入院してパッパと検査ができればそれだけ退院が早まると思うのだが。


まあそんなわけで昨日、朝から5時間ほどかけて野菜スープを作って飲んだ。

リンゴ・ニンジンジュースの搾りカスがたくさんあるのでそれと、玉ねぎやジャガイモなど他の野菜を入れコトコト煮込んだのだが、ピーラーで皮をむくだけで手が震え足がガクガクしてため息。

痛みはなくなったけれどすっかり体力もなくなり、鍋を火にかけタイマーをセットして少し横になったら瞬落ちした。


お昼にその汁だけを飲み、夜はその汁にご飯をいれておじやにして食べた。

14日ぶりの固形物が入っても腹は痛くならず、そんな少量の糧に胃が刺激されモチリンが歓喜の声を上げた。

体重47.3㎏、体脂肪率14.7、血圧上ジャスト100、体年齢38歳、うっそだー😑


リンゴ・ニンジンジュースを始めてから朝晩規則正しく出るものが出る。

出てくるものなんてないだろうに、毎回きまって固形物が。

それを宿便というのだろうか？

荒れまくっていたオデコの吹き出物は少しづつなくなり、今じゃきれいにツルツルだ。

明日病院で当然ながら点滴やら薬剤の投与が始まるが、そうすると体の状態はどうなるのだろう？


今日も朝・昼とおじやを食べ、夜は卵を入れてうどんを食べたが、異常なし。

検査数値さえ良ければ、入院初日から普通食が食べられるかもしれない、いや、ひょっとしてエレンタールだったりして😵


明日はまた用心のため「ちち」のタクシーを頼んでいる。

こういう事態のために、障害者のタクシーチケットを福祉事務所で手続きして貰った。

9月はなにかと手続きしたり更新したりすることが多く、そのために入院を先延ばしにしたのだが、なんとかそれぞれ片付いて安心した。

どうやら緊急事態もまたまたまた延長されるみたいで、それを予測して店の休業張り紙も作っておいた。

あとをかあちゃんに託して、明日から治療に専念しよう。