お好み夜話-Ver2

原点回帰

棺桶に片足突っ込んでいると医者に突き放されたMAX84㎏のおっさんが、自分ライザップで3ヶ月で58㎏まで減量して、金払ってまで走るのなんか絶対嫌だと思っていたマラソンにはまってしまうとは😳 7年前の冬には全く考えられなかったことだ。

2008年の春からに毎日毎日ひたすら歩いて歩いて、気がついてみたらちょっと走れるようになって、運のいいことに常連さんの元・実業団の「auちゃんパパ」からアドバイスをもらい、2009年の5月に「山中湖ロードレース」でマラソンデヴュー。

その時から「auちゃんパパ」はオヤジの師匠となり、初めてのフルマラソン、遠方にもかかわらず2010年の「天草マラソン」も一緒に走ってくれた。

以来、オヤジやチームモグランポで走るフルマラソンに師匠はすべて付き合ってくれた。

おそらくあのおデブのままではとっくにあの世へ逝っていたと思われ、2年前に入院・手術した時にも、走ることをしていなかったらたぶんもっとめげて、ヨイヨイの病人のままだったと思う。

だから師匠は命の恩人で、ただただ感謝するばかり。
(ま、酒の席では師匠と弟子が逆転することもしばしばだけどサ😬)


その感慨深き「天草マラソン」に5年ぶりに参加する。

今回はオヤジと師匠の他に、やっと本気モードになって練習も真面目にやった「ホリちゃん」と、故郷に錦を飾れるかそれとも故郷の厳しさに涙するかという勝負のかあちゃんと4人で走る。

たかだか6年の走歴で思い上がりかけた鼻っ柱を2013年の「東京マラソン」でへし折られ、入院・手術後はたった3、40分の差が縮められない4時間半台の平凡すぎるオヤジランナー。

5年ぶりの天草で原点回帰の走りをしたいと、付け焼き刃のファスティングまでして臨む。

己の過去を冷静に知るために、フルマラソンの成績表を作ってみた。


平均タイムを見れば、なんてことのない平凡極まる成績。

4時間を切るにはまだまだ修行が足りないと知れる。

だが、己を知りベストを尽くす。

終わった後の旨酒というニンジンを顔の前にぶら下げて、天草の海坂を走りきってやる‼️

幸い雨も降っていない。

いざ、天草へ‼

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