お好み夜話-Ver2

今年の芋はズシリと重い

朝5時半起き、車で関越をひた走り、途中車3台の玉突き衝突事故で渋滞にはまり、予定より1時間遅れで更埴インターを下りた。

「青木さん」のお宅でお茶をご馳走になり作業着に着替え、勝手知ったる千曲川沿いの畑へ。

よく晴れて空気が澄んでいるが、流石に山は雪をいただき凛と寒い。

だが、スコップで穴を掘り出すと途端に暑くなり、ダウンの下に着ていたトレーナーを脱ぎ、続いてダウンを脱いで無心に掘る。

畑の土は堆肥で改良したとのことで柔らかく掘りやすい、とはいえ腰の上の深さまで掘り下げても先端5センチほどをしっかり大地に食い込ませた長芋はビクともせず、先端のひげ根を揺らして「どうだ、抜いてみろ‼」とばかりに直立している。

長さ1メートルを超える芋を傷つけないように垂直にスコップを入れ、周りから慎重に土を取っていく。

去年まではここで慎重さに欠け焦って、スコップをグサッと芋に刺してしまったり、パキッと折ってしまって「青木さん」やかあちゃんから笑われていたものだが、還暦過ぎた今年のパツ金オヤジは進化した。

ズシリと重い1メートル超えの芋を無傷で掘り起こし、さらに次々と大物をGET。

そうして5メートルほどを掘り進み小休止、傍を見ればかあちゃんと小僧のコンビも順調に掘り進んでいるようで、ケースの中には芋があふれんばかり。

しかしなんの因果か、20年前はこんな畑作業なんてまったく予想していなかったのに、今じゃ毎年モグランポのオヤジが本家のモグラのように穴を掘っている。

この粘りの強い大和芋に匹敵する長芋がお好み焼の生地に練りこまれ、肉巻きなどのメニューに欠かせない。



約2時間畑で頑張り、軽トラの荷台にはご覧の通り😃


今回は日帰りで我が家だけ、お昼ご飯をご馳走になり3時過ぎに「青木さん」宅を出て農協で地酒と坂城のねずみ大根などを買い高速に乗った。

陽が沈む前に出来るだけ進んでいたいと高速をブッ飛ばし、眠気を飛ばすためにサービスエリアで何度もお茶して関越に入ると、またも事故渋滞。

行きも帰りも事故渋滞に巻き込まれ片道4時間、往復8時間、さすがに疲れて自宅で缶ビールを2本空けたところでフェードアウト。


翌朝、肩はバリバリ腰は筋肉痛のひどい有様で目覚め、玄関に置いた芋についた土の匂いで覚醒した。

今年の芋はズシリと重く、美味いに決まっている👍

これで来年夏までは芋は安定供給できるだろう。

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