ざっと調べた限りでは、東北から九州まで「天然寺」というお寺さんはおよそ20ほどもあった。
なるほど、「日本天然党」の勢力が全国に渡っているということの証明だ。
そのうちのひとつが今回偶然見つけた、文京区にある浄土宗「天然寺」だ。
あまりに天然なボケをかましすぎて、冥府魔道に落ちた「天然党員」の心の拠り所なのかもしれない。
今度かあちゃんが医者に行くとか、治療に行くなんて言ったら、こっそり後をつけてみよう。
ひょっとすると最寄りの「天然寺」で祈りを捧げているのかもしれないから。
たとえば「日本天然党」総裁の「ヨウコリン」は、家族に会社に行くと告げて「天然寺」で住職をしているのかもしれない。
たとえば「日本天然党」仙台支部長の「バーバーくん」のお母さんは、お茶を教えに行くと言って「天然寺」でお茶を立てているのかもしれない。
たとえば「日本天然党」長野支部長の「ヒカル」ちゃんは、出張だと言って「天然寺」で英語を教えているのかもしれない。
たとえば「日本天然党」千住支部長の「こちょこちゃん」ママは、保育園に娘を送り届けてから「天然寺」で受付のパートをしているのかもしれない。
関係者の方々、注意して観察しましょう。
まあ、もしそうだとしても「日本を明るい天然ボケで救う」という「日本天然党」の理念に害はないので、あたたかく見守るほかないのでありますが・・・・・。
さて、ハーフマラソンの距離を、ほぼ休みなく歩いて浅草に着いたのは午後3時。
途中寄り道したが（天然寺とか、おもろい感じの路地とか、気になるお店とか）、給水をウイダーinゼリーでとったのみだったから、さすがに腹の虫が鳴いた。
歩いたあとはお風呂、「ウォーク＆スパ」なのだ。
で、お馴染みの「まつり湯」へ。
するとなんと行いがいいのか、4月からメンバーズカードの募集をしていて、入会金も年会費も無料でカードを作った特典で、平日無料招待券をもらった
通常2,300円がタダなんだから、こりゃいいわい。
風呂上がりの一杯ぐらいOKじゃあ～りませんか
てことで気分上々で、打たせ湯やジェットバスをたっぷりやって足腰の疲れを揉みほぐし、お食事どころへ乗り込んだ。
冷えた生ビールは何よりも甘露、甘露。
つまみは最近お気に入りの、豆とおからの「かんぱいサラダ」とおぼろ豆腐。
アッという間に2杯目、3杯目。
ここでダラダラと焼酎何ぞを飲まず、サクッと切り上げて仮眠室へ。
1時間くらいお昼寝すれば、さらに気分爽快で7時くらいには家に帰れるだろうと思った。
ところが、ぎっちょんちょん
すっかり爆睡して、なんと目覚めたのは夜の11時半 !!!
しかもネボケマナコで時計を5時55分と読み違えたまま、ゆっくり風呂に浸かってシャキッとした目で見直せば、12時15分前。
こいつはヤバい !!
だって、深夜0時を回ったら終夜料金が発生してしまい、せっかくタダで入ったものが台無しじゃんか。
元を取るために翌朝9時まで居続けて、飲めや温まれやを繰り返すこともチラッと頭をよぎったが、いかんいかん、速攻で風呂を出て、大慌てで着替えをして、汗をかきながらフロントへカギを返却してなんとかセーフ。
おいおい、電車はまだ動いているのかい ?
ええい、通い慣れた道じゃ、帰りも歩きでへっちやらサ。
と思ったら、いいタイミングでTXの下りがやって来た。
ふた駅だけでもありがたいが、なんせあわてて乗り込んだものだから汗が引かずに熱い。
我慢できずに、結局南千住で下りて千住まで歩いて帰った。
まったく愚かなオヤジだ。
それにしても、自宅では3時間くらいで目覚めてしまうものが、6時間余りも寝てしまうとは・・・・・。
なんのかんのと言っても、肉体は正直なのね。
これから爆睡したいときは「まつり湯」に行こう。
♪ ババンバ バン パン バン ア ビバノノン ♪
