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大内麻紗子の【好きなことを好きなだけ】ブログ

メモリーを追加したい

怒涛の1か月。


予定というのはなぜか重なるもので


何にもない時は予定をつくるのに苦労するくらい暇なのに、いつも不思議だなと思う。


普段家から一歩も出ず、万歩計が1200歩しかカウントしていないという、万歩計泣かせの生活を送っている私にとって、東京・名古屋と遠出が重なるのも珍しいのに、動画の撮影やら取材打ち合わせやら慣れないこと続きであれよあれよと気付けば月末になっていた。


できることなら一個ずつブログに書いていきたいくらい濃い内容なのに、遅筆な私はこうしてまとめを書くので精一杯なのだから非常にもったいない。



ゴールデンウィーク。


今年は商品づくりに追われていて、どこに行くでもなく引きこもって作業をしていた。


517日〜22日まで開催されていた『日本和文化グランプリ展示販売会「凛九展(尾張七宝・漆芸・伊勢一刀彫・伊勢型紙編)」』用の品を準備していたのだ。




これは昨年、凛九が特別賞を受賞した〝日本和文化グランプリ〟関連の展示で、六本木ヒルズのユナイテッドアローズ内にある『順理庵』という、セレクトショップの中でもとびきり尖端の素晴らしいお店に出させてもらうという企画である。


東京行きももちろんこの件に関してだ。


こちらの都合でたった1日ではあったけれど、売り場に立たせてもらったのだ。


こんな経験したくてもできない。


服飾専門学生の頃、ユナイテッドアローズへの就職は難関中の難関とされていた。


みんなの憧れの就職先だ。


その店内に17年後、こうして立つことになろうとは想像だにしていなかった。


しかも工芸家として。


不思議なこともあるものだ。


今回に限らず、イベントにはネットで繋がっている友人が来てくれることが多い。


こういう機会でもないと会うことが難しいからこそ、ひとつひとつのイベントを大事にしてくれているようで、それもとても嬉しい。


直接心と心が触れ合うことで、普段のネットを介してのやり取りとは違う温かさが感じられ「よし、次も頑張ろう」とパワーが生まれるのだ。



この東京行きの前後に動画の撮影は行われた。


何の動画かというと、716日から開催される凛九の展覧会【ヒカリサク 伝統工芸に未来のヒカリを】展で流すための、9人のPR動画である。




個人の動画というものを私は持っていない。


今回製作されたものはおそらく今後、私の名刺代わりになるのだろう。


そう思うとモデルの面がとてつもなく不安ではあるけれど、カメラマンさんや我らがデザイナーの柳さんがとても頑張ってくださっているので、映像の素晴らしさは疑いようがないし、完成が楽しみで仕方ない。


そう、モデル以外は。


「えっと3回くらい作品を回して見た後、視線をカメラの方に向けて満足そうに微笑んでください」


「は、はい!」


「じゃあもう一回いくね」


「はい、もう一回」


「ちょっとわざとらしいね、もう一回」


「んーもう一回いってみようか」


繰り返すこと十数回(多分)


声のお芝居ができているのかというと出来てはいないけれど、これまでボイスドラマなど齧らせてもらってきていた分、余計に体で表現することが感覚としてこんなにも違うものなのかと驚いた。


ずっとお芝居の勉強もしてみたいと思っていたけれど、改めて興味が湧いた瞬間だった。


そんなこんなで思い返せばどれも素晴らしい時間を過ごさせてもらっていた1か月。


令和の時代に容量256MBの私の脳みそは、キャパオーバーで新しく保存するのに消去の作業ばかり忙しくしているわけだけど、こうして忘れる前にブログに残せてほっとしている。


さて、来月はどんな1か月になるのかなあ。


コメント一覧

fude_yuki2020
ユナイテッドアローズにはそんな想いがあったのですね😳私まで緊張してきました💦このブログを読めてよかったです。ありがとうございます🥰
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