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大内麻紗子の【好きなことを好きなだけ】ブログ

木嶋佳苗『礼讃』②

ではまず、配信の参考になるのかどうか。


ここでいう配信というのは、投げ銭をしてもらうための参考になるかどうかということを指している。


この点でいうとYESといえなくもない。


というのも、要は「相手に合わせた会話ができる人は支援してもらえる」というのを身をもって証明してきたのが木嶋佳苗その人だからである。


まあ本の内容を半分本当で半分嘘くらいに捉えて読んだ場合だが、それでも言っていることは確かになと思える内容ではあった。


教養と知識を持ち、相手の趣味嗜好に合わせた会話ができるか。


そのためには事前に相手をリサーチして情報を得て、好きそうな話題を振れるように勉強をしておくこと。


最終的にこの人とまた話してみたいと思わせられるかどうかで決まる。


ふむ。


普通に考えて趣味の合う人とは話していて面白い。


それはそうだ。


〝知らない〟〝興味ない〟では会話は一瞬で終わってしまうが、たとえ知識が浅くても知っていれば相手の持つ豊富な情報を引き出すのには役に立つ。


「次お会いするまでに練習しておきますね」


これはSHOWROOM株式会社・代表取締役社長の前田裕二さんの「人生の勝算」にも書かれていた。


まずは「コミュニケーション可能範囲」に入ってきてもらうこと。


そして「時間差でリクエストに応える」ことでまた次に来てもらえる約束を取り付ける。


そうして「ヒト対ヒト」の絆をつくることで「濃い常連客」へと変化していく。


共通点があるような気がする。


しかし文章にしてみれば簡単そうに思える方法も、実際に出来るのはやはり才能のある人のように思える。


私の場合、本を読んだところで内容を覚えておくことができない。


それどころか実際にお会いした人ですら顔と名前をなかなか記憶できない。


もしかしたら必死の度合いの差かもしれない。


が、好きなアニメやマンガでさえあやふやなのだから、一度読んだらセリフまで覚えてしまうような人には到底勝てるとは思えないのだ。


とはいえ成果が僅かだったとしても、知識を増やし教養を高める努力をすることは決して無駄なことではない。


これまでは本や映画など好きだったり興味のあるジャンルばかり選んでいた。


だがこれからはあえて好みじゃないものを選んでみようと思う。


この「自分の感覚と違うものを見る」という行為。


これは地頭を良くするにも効果的だという。


幅広い視点で物事を見ることができるようになるのであれば、食わず嫌いも積極的に治していきたい。


木嶋佳苗『礼讃』③へ

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