毎週水曜日の夜、合唱の練習に通っています。
今、歌っているのは寺山修司さんの詩の三つのソネットより
「桜の実のうれる頃」
もうない君の青春は たとえば
君の知らない帆の上に
歳月のうつすらした埃りをあびて
忘られる
桜の実の熟れるころ
君が歌をやめたのは 祖国のため
君があの愛を雲に見捨てたのは 祖国のため
死んでしまつたのは 祖国のため
だが 祖国とは何だ
地平に立つて
僕は知る 君のやさしさだけを
花ばなをふりまこう ぼくたちも
やさしさだけがもつ強さのため
たつたひとつの 確かさのため
寺山修司にとって、「たったひとつの確かさ」とはなんだったのだろう。
詩を深く感じることで、合唱もより生き生きとなる。
わたしたちに必要なのは、深さだと練習するたびに思います。
今、歌っているのは寺山修司さんの詩の三つのソネットより
「桜の実のうれる頃」
もうない君の青春は たとえば
君の知らない帆の上に
歳月のうつすらした埃りをあびて
忘られる
桜の実の熟れるころ
君が歌をやめたのは 祖国のため
君があの愛を雲に見捨てたのは 祖国のため
死んでしまつたのは 祖国のため
だが 祖国とは何だ
地平に立つて
僕は知る 君のやさしさだけを
花ばなをふりまこう ぼくたちも
やさしさだけがもつ強さのため
たつたひとつの 確かさのため
寺山修司にとって、「たったひとつの確かさ」とはなんだったのだろう。
詩を深く感じることで、合唱もより生き生きとなる。
わたしたちに必要なのは、深さだと練習するたびに思います。
洗心するには・・もってこいの方法ですよね。
歌うことは、ほんとうにいいことです。
詩の勉強にもなります。
指導してくれる先生のお話がすばらしいのです。
うまく説明できないのがもどかしいです。
こんど気をつけて聞いておきます。
詩織さま
メロディーも詩のイントネーションを活かしつつ
詩の世界を汲んでいてとても美しいです。
音楽家も音の詩人なのだなぁという感じです。