うたのたまご

わたしの五行歌と、感じたことなど、きもちのままに。

ガマの油

2009-12-31 09:50:11 | きもちのままに
映画「ガマの油」を見ました。
役所広司さんが初めて監督した作品です。
独特なストーリー展開で、初めて感じた雰囲気がありました。
それは、役所広司さんが放った独特のキャラクターや
ガマの油売りがでてきて、時間の流れが変化するところだと思いました。
そういう独特な雰囲気によく似あう小林聡美さんと瑛太さんも素敵でした。

鴨川ホルモー

2009-12-27 19:50:30 | きもちのままに
鴨川ホルモー」という映画を見ました。
京都を舞台にして繰り広げられるホルモーという奇祭のお話。
主演は、山田孝之さん。

ほんとなのかどうかは、わかりませんが、とにかく笑えて気分がすっきりする映画でした。
わたしは、電車男で拝見した山田さんの雰囲気が好きだけれど、
山田さんの奥にある優しさが画面から伝わってくるようで、ホルモーも見てよかったです。

働き盛りのがん

2009-12-26 19:48:03 | きもちのままに
関口知宏さんが出ている働き盛りのがんを見ました。
関口さんは、体験者の関原さんの役でしたが、
シリアスな役をしっかりと演じていらして、
がんが再発したと知って涙を流すシーンが印象的でした。

がんは「死」を意識せざるを得ない病気で、
わたしなんかの病気より、よほど苦しいと思いますが、
体験者の方々が話していらしたことは、
わたしの病気とも重なってとても共感しました。

体験者の一人の女性が仰っていた
「病気をして、二度目の誕生日ができた」という話も、
私が思っていることと全く同じでした。
同じくその方がお話していた「3つの壁」という言葉も心に残りました。
一つは「自分の壁」、一つは「家族の壁」、もう一つは「社会の壁」。

みんな戦っているんだと改めてつよく感じました。

我が家のクリスマス

2009-12-24 19:44:45 | きもちのままに

我が家もささやかながら、家族でクリスマス会をしました。
かわいいブッシュ・ド・ノエルのクリスマスケーキも食べました。
写真をとっておかなかったのが残念。
おもいがけずプレゼントの手袋ももらって、子どものころに戻ったみたいな気分。

こうやって健康に過ごせるのも皆さまのおかげ。
何度もこころのなかでは、もうだめだと思いましたが、
なんとか頑張っていきたいです。
今くじけたら、それは、わがままなような気がするから。

飛行機よ

2009-12-23 19:30:29 | きもちのままに
いま合唱サークル「クボスコディミカ」で
寺山修司の詩の『飛行機よ』という歌を練習しています。
作曲は、萩京子さんです。

飛行機よ   寺山修司・詩

翼が鳥をつくったのではない
鳥が翼をつくったのである

少年は考える
言葉でじぶんの翼をつくることを
だが
大空はあまりにも広く
言葉はあまりにもみすぼらしい

少年は考える
想像力でじぶんの翼をつくることを
いちばん小さな雲に腰かけて
うすよごれた地上を見下ろすと
ため息ばかり

少年は考える
リリエンタールの人力飛行機
両手をひろげてのぼったビルディングの屋上に
忘却の薄暮がおしよせる
せめて
墜落ならばできるのだ
翼がなくても墜ちられるから

あぁ  飛行機  飛行機

ぼくが世界でいちばん孤独な日に
おまえはゆったりと
夢の重さと釣り合いながら
空に浮かんでる

わたしたちは女声三部合唱です。
講師の先生がアレンジしたものを歌っています。
わたしはソプラノなのですが、この曲は高音がキツイです。
高いファとかソがけっこうでてきます。

講師の先生が歌うと情感が豊かで、呼吸の流れに音が乗って広がっていくのが
わかるのですが、わたしが歌うと声がしめつけられるようになってしまいます。
耳で聞いてわかるのですが、実際にやるのは難しいです。
わたしも、この繊細な歌詞にふさわしい情感のある声をだしたいです。
筋トレしないとだめかしら…。