うたのたまご

わたしの五行歌と、感じたことなど、きもちのままに。

五行歌を詠む

2004-06-21 21:35:26 | 五行歌
五行歌とは


 五行歌とは、五行で書くのことです。

 古代の日本人は、音数にとらわれず自由に歌を詠んでいました。古事記をみると、その中の歌は必ずし五・七・五ではありません。自分の自然な呼吸で歌を詠んでいたのです。

 このことに気づき、五行歌を創ったのが、草壁焔太先生です。

 草壁先生は、約五十年前に五行歌を発想しました。同時に、詩や短歌も書いておられ、同人誌をつくって文学活動をしていました。

 でも、短歌や俳句は五・七・五のリズムがもつ独特な哀調や、季語などの約束ごとがあり、自分の気持をぴったり表せる歌をかけず、試行錯誤していました。また、詩は慣れていない人には難しく、誰でもすぐに書けるものではありませんでした。

 ところが、五行歌だと違いました。

 五行歌は、自分の思いをそのまま書けばいいので、幼児から90代の方まで、誰でもすぐに書くことができ、一人一人の個性が生きるので、誰でも名作が書けるのです。

 きまりは、五行で書くことぐらいです。なぜ、五行かというと、古代の歌には五句で構成されているものが多いからです。また、一つの歌として見た時、内容的・視覚的ともに五行が一番適していたからです。

 自分の思いを、自分の言葉で自由にかくことが良いのです。あと、五行歌の一行は一句を意味するので、一息で読める長さが読み手にも伝わりやすいようです。

 説明は、このくらいにして、興味をもってくださった方、是非、五行歌を詠んでみませんか?

 今では、各地の新聞や雑誌に五行歌欄ができるくらい愛好者がふえました。

 全国に、歌会や講座が140ヶ所くらいありますので、いろいろな方にお会いできるのも楽しみのひとつです。

 今は、ネットでの交流もさかんなので、リンクしているホームページには作品投稿掲示板やチャット歌会もあります。

 詳しくは、この上にリンクしてある五行歌の会のホームページを覗いてみてくださいませ。(~o~)ノ