ブログのタイトルも変更して、デザインも変えました。
でもウルタ君の写真も記事も、いつまでもここにあります。
ウルタ君が急死してもう二週間以上経ちました。
仏教で言う二七日です。
ウルタ君は新月の四日後に生まれ、六年後の新月の四日前に去りました。
過去記事を御覧頂ければお分かりの通り、ウルタ君と過ごした日々は必ず
ブログを毎日更新していました。時には日に何度も。
一度だけ、一週間ほど更新されていない期間がありましたが、その頃は
飼主が吐血して入院していたのです。
大好きだったウルタ君の手をずっと握っていました。
ウルタ君がいた日々を忘れません。
彼がやってきた日は、ほとんどひどい環境から保護するように連れ帰った
のですが、しばらくして物陰に隠れて過ごす怖がりのウルタ君がソファー
の裏から出てきて、飼主を見てひと鳴きしたときに、照明を受けました。
飼主はウルタ君と暮らす事が夢だったのだと。
こんな子が傍にいてくれる毎日のことをずっと理想にしていたのだと理解した
わけなので、彼のことに没頭し、独りで幸せを感じていてはもったいないと
うるめーるというメーリングリストから始めて、ブログに移行したのです。
常に相当数の読者がおられて、この悲しい出来事にもたくさんのメッセージ、
供養、思いやりを頂きました。
ウルタ君はみなさんの猫でもあったのだと思います。
火葬の際には、みなさんからウルタ君に頂いたおもちゃ、彼が好きだった鳥の羽、
猫神神社の守り札を一緒に入れました。
ウルタ君は分かってくれていたかな。飼主にはウルタ君といられたことで夢を実現できた
んだよ。ウルタ君と暮らす事が夢だったんだよ。
飼主には信じている事があります。猫には義があると。人に義があって仁義と呼ぶように
猫特有の行動規範があります。陰獣とされ、越境能力を持った猫にとっての義は生死を
飛び越えていくものなのです。飼主はウルタ君が「ずっといっしょだよ」と言った時に、
特別喜んでいた事が忘れられません。彼はきっとまた戻ってくる。
ほんのすこしだけ、ウルタ君の意識が無かった期間に飼主がちょっと年をとって疲れてしまっているのを
不思議に思いながら、見上げてくれる猫がいる。戻ってきたら、またかならず「ずっといっしょだよ」と
伝えます。
コメント一覧
まりま~
飼主
ketty
ま、
阿礼
阿礼
やきそば
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