菅原道真、菅公の歴史的な人気のおかげで、日本中に存在する
天満大自在天神を号する天満宮なわけですけれども、同時代の
学者であって、あるときはライバルであり、あるとは菅家ゆかりの人材を
救った三善清行のことも、たまには話題にして貰いたい。
三善神社なんて、聞いたことありませんな。
などといいながら、堀川から近くの店に入って野菜食べてます。
秋は野菜が美味しいですね。
清行低と道真邸の間に居りますと、清行だって、死んでから生き還った
部類であるから神のような万能人の一種だったはずですよ、古代の通念
からすれば。
冥官となった小野篁程はもちろん、このあたりには鬼神、怨霊、御霊
の類が密集する地域であります。下は火車、金輪の女から上は道真まで。
いずれ、怨霊地図でも作って、うるたやで出版してみよう。
宇治の橋姫やら菟道稚郎子あたりまで入れて、総供養すれば、イジメや
才能の抑圧に対して天道が是か非か、ある程度の話題の基礎を提供
することもできるんではないか。
野菜、たくさんいただきました。
清行は修験者の息子の呪法によって蘇生したとのことですが、供物に
蒟蒻を使ったとか。蒟蒻は代用肉の性格があるのかもしれないけれども
野菜はやはり偉大であったとかいうことで。
店からの戻り道、堀川の綾小路の橋があったとかいう場所が
整備されて小さな公園となっていました。
近所で採れる石を敷いてあるとかいう掲示。
こうした感じの石らしい。
昼間、どんな感じになっているのか、また出直してみたいと思います。
ウルタールのうる: 巻二十九 (うるたやBOOKS) | |
東寺 真生 | |
うるたや |