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クルシャの天地

腕伸ばし猫1




動物の行動学の本なんか読んでると、関連する話題
として、行動の連鎖もしくは伝播なんてのがあり
ますね。昔流行した「生物圏の緊急伝達システム」の
ことではありませんよ。量子論の話したいわけじゃない。








もっと日常的な話で、グループの個体がある行動を示すと、近い
個体に伝播していく、というやつで、よくある例が「欠伸」です
よね。犬や狼のグループでも、欠伸が伝播するらしい。
まあ、人間の小グループ間でも頻繁に観察されているので、猫にも
あるんだろうくらいに思ってました。









ランス君が自分のベッドに収まるために、寝床を掘っています。

これからようやく居着いて、寛ごうとするところ。

そして寛いでいる姿の完成形というべき姿が次の姿勢。









長い前脚を寝床から伸ばし出しています。


この日、同じ部屋に居るアリアンも自分のベッドに入って
寛ぐのですが、その様子を次回。



ご紹介

うるたや支援による才能のプロデュース、第三作目となります。

作者様は本職の占術家でいらっしゃる。何十年もその道を研鑽され
たことは尊敬さるべきものであり、且つ天に選ばれたような資質
をお持ちです。
かつて飼主は占術家の庵が集中していた神保町に居りましたけれども
メディアで仕事している方ばかりで、実践を通して依頼者を救う
菩薩道に道を見いだし、京都の本物ばかり集まる激戦区の中心に
庵を建てて専業を続けるという志を持ちながら生業になさるこのような
方を拝見したことがありませんね。

本作は、そうした希有な方の京都に於ける不思議な縁と特別な
透視力が出現させる神秘について偽りなく表現された作品となって
おります。




 




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