ばぼちゃんの日記

ばぼちゃんの暢気な毎日の記録です。

ずん

2009年10月09日 | ずん
ずんが火曜日からおかしくなってしまった。
夜中に何度も起こしに来るのにこの日は来なかった。
こんな日もあるかと思ったくらいだった。
その後おかしいことに気がついた。家の中をずっと歩き回っているのだ。
無目的で。
猫だからパトロールとして家の中は巡回するのだけれどちゃんと
臭いを嗅いだりと仕事(?)をする。
でもこのときは明らかにいつもとは違っていた。とにかくうろうろして
いるだけ、なんども繰り返しているし。
一番驚いたのが私の所へ挨拶に来ないのだ。
私が起きてくるといつも足下に来てしっぽの先でタッチして居間やら
別の場所へ行くのに。
気になって呼んでも耳を動かさない(猫は返事を声でせずに耳をむけたり
しっぽを振ったりだけの返事が多い)。
どうしたんだろう?と不安になってずんを持ち上げて目を覗いても反応が
ない。
普通は目が合うとにらめっこになってずんが目をそらすのに。
結局火曜はそのまま過ごした。

水曜になって部屋の隅に頭を押しつけるように座っていたり立っている
事が増え、水が嫌いで水一滴が付いても大騒ぎするからお風呂場には絶対
入らなかったのに、洗濯機の水が流れている御風呂場の中に入っていた。
足が濡れているのに感じていないように無表情。
危機的状況だと思った。痴呆?
夕方、こっこ@を英会話教室へ送っていった後、ずんを病院へ連れて行った。
病院嫌いで行くと大暴れしていたのにされるがまま。
血液検査をして結果待ちの時に家での様子を話すと水頭症かもしれないと
先生が言った。
低気圧が来るとたまった水が膨張して脳を圧迫するようで状態を益々悪く
するのだそうだ。よりによって猛烈な台風が翌朝来る。
対症療法だけれど注射を二本打ってもらった。脳圧を下げるような物と
吐き気止め(気持ちが悪いようなのだ)
帰宅してしばらくすると眠った。眠らずに徘徊しているようだから
眠れて良かった。

木曜日。
後ろ足が弱ってあまり歩けなくなってしまった。
ほとんど食べなくなった。朝、パウチのフードを少しと夜に蜂蜜を薄めた物を
スポイトで口に入れた。たったそれだけ。
猫は高カロリー消費だから身体が持たないのに。

今日。
朝起きるとクッションにおしっこしていた。
トイレの場所が判らなかったのか、居た場所でしたのかは不明。
洗濯物を干している時に前を通過するとずんの目が追った。
たったそれだけなのになんだか嬉しかった。
私たちのことを忘れてしまったし、なにをやっても無反応だから。
目が見えないのかな?耳が聞こえないのかな?とかいろいろ思うけれど
見えてはいるのかな。

私のそばを通り過ぎる時にしっぽタッチをしないで行ってしまう時は
何とも言えなく悲しい。
あんなにおしゃべりだったのに全然声を出さなくなってしまった。



コメント
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