サザエさん一家に対する考察

「幸せのかたちはみんな同じだけど…

不幸せのかたちはそれぞれ違う」。


アンナ・カレーニナの書きだしがこんな感じだったけどさ…

確かにその通りだと思う。

だからこそ、人は悩む。

いろいろな悩みがあるわけだ。

生きている以上、当たり前のことだ。


僕のブログの読者からこんなメールをもらった。

ここで紹介する。



『Ryu the Rotten先生。

はじめまして。

陰ながら楽しくブログを読んでます。

いきなりですけど、先生に質問があります。

サザエさんのお話なんですが、

サザエさんは「今月も赤字だ」とよく嘆いています。

波平さんもマスオさんも一流企業に勤めて、

良い給料をもらっているようなのに、なぜ毎月毎月赤字になるんでしょうか？

不思議で夜も眠れません。

メールでの返信はいりませんので、ブログでお返事ください』



と、言うわけで、ここでお返事をさせていただきます。



りこ様。

メール、そして、こんなバカブログを読んでくださってありがとうございます。

お悩みは承知しました。

正直言って…

他人の家の台所事情を覗き見するのは悪趣味だと思いますし…

＞メールでの返信はいりませんので

この言葉で関わりを拒絶されたようで…

Sensitiveな僕はハートブレイクしたけれど（笑）…

このブログの数少ない読者がさらに減ると…

僕にとって死活問題に発展する可能性があるので考察してみました。


①

サザエさん一家は、一見、質素な生活をしてるように見えるが、わりと贅沢をしている。

その証拠に、ノリスケさんを筆頭に、その他のお客さんが訪れると…

寿司やうなぎのデリバリーでおもてなしをしてるシーンがよくあります。

このことから、サザエさん一家は意外と見栄っぱりなんではないかと思われます。

一般家庭より、お客さんが訪れる頻度が高いので、その都度の出費は相当の額になっていることでしょう。



②

防犯意識が低すぎるため、年に何回も泥棒に入られている。

ヒゲ面で唐草模様の風呂敷を背負った泥棒は…

サザエさんの準レギュラーと言っても過言ではないくらい、よく登場します。

彼？彼ら？に多額の金品を奪われている可能性もあります。

その類似点として、押し売り（タワシ、洗剤、等）の被害にもよく遭ってます。

なぜ強面（こわもて）の押し売りをすぐに玄関先に通してしまうんでしょうか？

やはり、防犯意識がないゆえの無駄な出費と言わざるおえません。


③

波平とマスオの遊興費。

波平とマスオが勤めてる会社の業績がどれほどのもので…

彼らの給料の額がどれほどのものか知る由もないですが…

サザエさん一家の生活ぶりから想像すると、ごく一般的な中流家庭だと推測できます。

そのわりに、波平とマスオは年中飲み歩いてるような気がします。

今のご時世…

外で飲んだくれてるのは、クライアントに媚びを売りまくっておこぼれにあづかり…

同業者にはでかい面をしてる腰巾着クリエーターくらいです。

しかも、波平は飲みに行くと必ずおみやげにお寿司の折り詰めを買って帰ります。

若いマスオは居酒屋の後にキャバクラやスナックにも行っていることでしょう。

それだけじゃなく、アナゴ君に誘われて風俗に流れてる可能性も否定できません。

彼らの遊興費が最大の出費ではないのでしょうか？


以上の理由がサザエさん一家の赤字の原因だと思われます。



いかがでしょうか？

これでよく眠れるようになっていただければ幸いです（笑）

これに懲りず、また遊びに来てくださいね。

お待ちしてます(^^)


つーか…

悩みって本当にいろいろあるね。

（上の、りこ様のお悩みは僕に対するネタふりだよね？　とっても感謝してます）。

他人が聞けば些細なものと思っちゃうようなものから…

聞いた瞬間に、言葉を失ってしまうほどヘビィな悩みまで。

僕も最近…

乳首にうっすらと毛が生えてきたことを…

胃に穴が開きそうなくらい悩んでる。

だけどさ…

『真剣に考えるのはいい』

と思うけど…

『深刻に悩む』

って…

悪い結果しか招かないと思うんだよね。

結局、人生って見方一つで変わってくるんじゃないのかな？

例えばさ…

食事の時に…

好きなものを一番最後に食べるって人がいるじゃん。

おいしいものを最後に残しておきたいって理由からさ。

それもわかるんだけど…

ここは、視線を変えてさ…

あえて、好きなものから食べてみな。

そしたら、テーブルに残ってる料理は、一番好きなものしか残ってないんだから。

こんな感じに発想の転換をしてみるのもいいんじゃないのかなって思うんだ。

少し楽になるような気がするんだよね。


でも、どうしてもヤバい時ってあるよね。

もちろんわかる。

僕も行き詰って…

本気で仕事をやめようと思ったことがある。

そんな僕を救ってくれたのは…

柄本さんの、この言葉だった。




『あきらめるな。

何があってもあきらめるな。

とにかくもがけ。

一生懸命にもがいてる姿は美しい。

あきらめた瞬間に…

お前はプロとして失格だ。

もう…

挑戦権すらない男になるんだぞ』



柄本さんは厳しさの中にも愛情がいっぱい詰まった言葉で…

言葉で僕を包んでくれた。

そして…

最後に言う。



『エグザイルのヒロを見てみろ！


今はビッグになってるけど…


昔、彼は…


「ゾー」ってグル―プの目立たないダンサーだったんだぞ』




「ゾー」って。

それ…

「ズ―（ＺＯＯ）」だから。

 

さすが柄本さん。

最後の最後で…

見事に残念だったけれど…

この言葉に僕がどれほど救われたことか。



このブログを読んでくださってる中に、

悩みに悩みまくってる方がいらっしゃるかもしれない。

さぁさぁ、

深呼吸してみようか。

『真っすぐ』って大事なことだと思うけど、

『真っすぐ』すぎるのも疲れるじゃん。

上から下から右から左から、

いろんな角度で物事を見てみなよ。

もしかしたら…

今までとは違った景色が見えてくるかも知れないよ。



こんな僕でよかったらいつでも人生相談を受け付けます（笑）

ただし…

金の相談は乗らない！

 

人気ブログランキング

↑↑↑

ナイスだったらポチッとお願いします。

 

『残念な柄本さん』

http://blog.goo.ne.jp/vaisraveena/e/48bdddf1c0a41cdc823183086546567a