見出し画像

ばりん3g

仕事の満足度が上がりやすい場所は、都市部ではないようだ。

2018年に発表された論文によると、仕事の満足度や自営業者の幸福度を上げるために最適な場所は準都市部であるという。

具体的には、

生活や仕事の満足度は田舎のほうが高く、物資流通や競争・市場展開は都会のほうが洗練されている、という特徴がある。この2つの要素はトレードオフであり、これらをいいとこどり出来る場所が準都市部、もしくは都市郊外であるということ。

準都市部はいかなる雇用形態であっても、万遍なく恩恵を得られるらしい。

さらに細かく言えば、自営業者の場合は最初の1~2年間は都市部に住まう人のほうが幸福度が高い傾向にあるが、田舎の場合は雇用環境にかかわらず仕事の満足度が高い傾向にあるという。

さらに細かく……言いたいけど、この辺りでやめよう。きりがない。

 

ーーー「生活や仕事の環境は二者択一の、トレードオフな要素ばかり」

影響を与える変数があまりにも多く、簡略化し形骸化した結果生まれた考えだ。

変数処理を怠らなければ幸福度は上がる。

そして変数処理を怠りにくくなる職業が自営業であり、だからこそ彼らは幸福度がより高い傾向にある。

 

 

参考文献

Maria Abreu,Ozge Oner et al. (2018) Well-being effects of self-employment: A spatial inquiry


論文を参考にいろいろ喋るブログです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旧記事群」カテゴリーもっと見る