さて
直近数年の プリマベーラ ですが、
2018年 Euro4適合
ヘッドライト等一部LED化
外装変更
↓
2022年 Euro5適合
↓
2024年
フルLED化 外装変更
と相成りました。
"Fast" but Make it "Classy"
という概念の下、
各部意匠が作り込まれております。
PRIMAVERA 2024~
125cc - 517,000- (tax incl.)
150cc - 544,500- (tax incl.)
- Power Spec -
125cc
10.5 HP / 7,700 rpm (10.9 / 8,000)
10.4 Nm / 5,000 rpm (10.4 / 6,750)
( ) = 2022~2023 model
150cc
12.9 HP / 7,250 rpm (12.3 / 7,250)
10.7 Nm / 5,250 rpm (12.8 / 6,500)
( ) = 2022~2023 model
簡潔には
共に 最高速が伸び 、
開け方にもよりますが
極端には 麦わら帽子 の様な
力のあがり方をしていたものが、
機械制御により
直線的に伸びていく感じ
に変わっております。
「ああ、速くなったなぁ」と
すぐに感じられる範囲で、
特に 150 は最高速の伸びを含め、
速さをご実感頂き易いと存じます。
また、
吹け方は緩やかになったが、
上まで使える様な
現行GTSの伸び方に近く、
扱い易くなりました。
あくまで筆者体感までに。
段付きライトトリム
外側に丸みが強くなったライト
元々高めの位置に付いているので、
歩行者・他車からも
自車を確認してもらい易いと言えます。
GTSの様にやや鋭角になったミラー
径は 8 → 10 mm に。
グリップエンドが付き、
バーエンドミラーへの換装も容易に。
メーターは大きく変わった部分の一つ。
アナログ+デジタル表記 になり、
視認性向上に加え、
燃費等が分かるといった
情報量が増えております。
従来までの 時刻・積算計 に加え
瞬間/平均燃費・航続可能距離・
バッテリー電圧・エンジン温度・
点検時期告知、等が加わりました。
右手元のスイッチで全て操作できます。
バッテリー電圧や点検時期告知は
年数が経過してきた時ほど便利です。
メーターと共に
スポーツ感が増した印象を受ける
内側パネル
鍵の操作感が
気持ちが良いくらいカチッとします。
体感できる部分で変わるのは良いですね。
今後、海外の一部地域仕様や
限定車の様な一部車種には
キーレス仕様が出てくると思いますが、
空冷国内仕様は 基本 鍵付 です。
小型バッテリー車両には
鍵付き で良い気もいたします。
グローブボックスは
開口部が平滑になり
全体曲線が強調される形状へ。
右側は電装で埋まった代わり、
左側は
内部突起が減り
物が入れ易くなりました。
フロアボード部
個人意見になってしまいますが
今回の変更点で最も好きな部分。
中心のバッテリー収納部は
高さが 1cmだけ 高くなった変わり、
前に向けて細く くびれた造形
に変わりました。
足を置き易くする目的の形
かもしれませんが、
こういった部分造形に拘りが見えるのが
ベスパのデザインである様に思えます。
グローブボックスの平滑形状と共に、
乗車視点からの印象が
大きく変わっている部分だと存じます。
ネクタイとホーンカバー(三段装飾部)、
フェンダークレスト(昔で言う風切り)、
ホイールも新形状です。
ホイール意匠に好みはあれど、
洗車視点では相当清掃し易かったです。
シートは 125・150 共に、
ライトベージュから
ブラックに統一 されました。
適度な硬度による安定感があり、
長寿命が期待できます。
また、23年以前との互換性があります。
GTSの様に幅が狭くなった等の
改変はありません。
リアライトは
1cm 薄くなり、フルLED化。
前後ウィンカーもポジションランプと共に
フルLEDになっております。
点灯時
丸灯 から 角灯 になり、
ストップおよびテールもLED化により
明度はっきりいたしました。
受継いできた個性を
外観、中身共に
今の技で現代的に磨き上げた
という表現が近いでしょうか。
古くて新しい
スモールベスパの正統
プリマベーラ。
試乗車ご用意しておりますので、
懐古にとどまらない春風
をご体感なさって下さい。
お読み下さり有難うございます。
ベスパ 市川
〒272-0105
千葉県市川市関ヶ島16-8
TEL:047-307-8015
火~土曜 10:00~19:00
日曜祝日 10:00~18:00
月曜 および 第二、第三火曜 定休日
(祝日含み)
Guzzi, Supplies & Garments blog