パーティーから帰宅して一休みしていると、藍子ちゃんと喜子ちゃんがにっこりあらわれます。
「長い間お疲れさま!」「これからも頑張ってね!」
思いがけない娘たちからのプレゼントにちょっと目を潤ませる茂さんでしたが、すぐに花束は布美枝さんに渡してしまいます。
「それは、お母ちゃんにだ。お母ちゃんがおらんとここまでやってこれんだった。」
本当は娘たちはお母さんにもブローチのプレゼントを用意していたのですが、お父ちゃんからの花束にはかなわない、とプレゼントの小箱を引っ込めました。
絹代さんはそんな夫婦の様子を修平さんの遺影に報告します。
「朴念仁が気の利いたことをしましたよ。おとうさんももう少し頑張っていれば一緒にみられたのに・・・」
布美枝さんに花束を渡して照れ隠しに仕事場へこもってしまった茂さんに、お茶を淹れてきた布美枝さんは、漫画を描く茂さんの様子を見ながら、この真剣な姿は昔と変わらないなぁ、としみじみ思います。
翌日、パーティーに招くことが出来なかった商店街の人達に引き出物だけでも届けようと思っていたら、逆に奥様たちが訪ねてきてくれました。それも懐かしい人を連れて。
今は福島の工場長になった太一くんは美智子さんからの手紙も持ってきてくれました。
多くの人にありがとうの気持ちを新たにした20周年の夏は、こうして穏やかに過ぎて行きましたが、9月に入ると、安来から悲しい知らせが届いたのでした・・・。
明日は最終回・・・。みんなで安来に源兵衛さんを送りに行きます。
「長い間お疲れさま!」「これからも頑張ってね!」
思いがけない娘たちからのプレゼントにちょっと目を潤ませる茂さんでしたが、すぐに花束は布美枝さんに渡してしまいます。
「それは、お母ちゃんにだ。お母ちゃんがおらんとここまでやってこれんだった。」
本当は娘たちはお母さんにもブローチのプレゼントを用意していたのですが、お父ちゃんからの花束にはかなわない、とプレゼントの小箱を引っ込めました。
絹代さんはそんな夫婦の様子を修平さんの遺影に報告します。
「朴念仁が気の利いたことをしましたよ。おとうさんももう少し頑張っていれば一緒にみられたのに・・・」
布美枝さんに花束を渡して照れ隠しに仕事場へこもってしまった茂さんに、お茶を淹れてきた布美枝さんは、漫画を描く茂さんの様子を見ながら、この真剣な姿は昔と変わらないなぁ、としみじみ思います。
翌日、パーティーに招くことが出来なかった商店街の人達に引き出物だけでも届けようと思っていたら、逆に奥様たちが訪ねてきてくれました。それも懐かしい人を連れて。
今は福島の工場長になった太一くんは美智子さんからの手紙も持ってきてくれました。
多くの人にありがとうの気持ちを新たにした20周年の夏は、こうして穏やかに過ぎて行きましたが、9月に入ると、安来から悲しい知らせが届いたのでした・・・。
明日は最終回・・・。みんなで安来に源兵衛さんを送りに行きます。