恋するスミレ

  テレビの向こう側の人に恋に落ちるなんて思ってもみなかった。

やっとFLATに観れるようになったかも?

2013-02-19 | 向井くん映画
きいろいゾウ、また行ってきました。
なんか地元の映画館だとスケジュール欄の一番下になっちゃってたんで、前売り早く使わなきゃと思って。

雪がじゃんじゃん降り出した午後だったし、きっとかなり余裕があるのかと思ったら、中央より後ろの席はほぼ満席状態。空いているのは前列のほうだけだった。
小説の人気か、あおいちゃん人気か。←いや、向井くんファンもいると思うけどー

今日は、ようやく普通に観られるようになってきたのか、新しい発見やあらためて思ったことなど色々あった。

まずはトマトの収穫場面。
ツマが「かいー」と言ったあと、ムコさんは隣で大きなトマトを摘むのですが、思いっきりヘタを枝に残してちぎってしまっていて、それで「あーあーあー(汗)」って言ってるんだった。きっとアクシデント(笑)。

それと、しらかばボーイズでムコさんのとなりでコーラスを担当していた子、なんか見たことあるぞ~と思ったら・・・花嫁の父で丸と一緒に働いていた後輩っぽい男の子でしたね!
同じ事務所の池田大くんでした。

あと、向井くんの指の差し方。
アレチさんセイカさん大地くんと一緒にドンジャラをやるシーンでセイカさんに取るパイの山を指さして教えるところ。向井くんの腕は人並み以上に長いのに、肘から手首から指先までぴーんと伸ばして指をさすでしょ。それがなんかとても由緒正しい(?)感じで好き。
そんなに伸ばさなくてもわかるのに、すごくわかりやすくなるようにめいっぱい近くまで指さすというかね。これいつだったか・・・何かの番宣でトーク番組に出たとき・・・NHKだな。馬にのった秀忠の写真だった!馬の耳のことを説明するときにやっぱりぴーんって指をきっちり伸ばして指さしてて、好きでした(笑)。

あと、足ぶらぶら。
ラストシーンの縁側で、二人で座ってコーヒーを飲む時サンダルについてた砂が足についたのを払うようにちょっと両足をこすり合わせたり、足をぶらぶらさせたりしてましたが。
そういえば僕セカのカンボジアのホテルのシーンでコータがベッドに腰掛けてぶらぶらさせてましたよね。なんか普段もやってそうで好き。

ラストシーンといえば、ムコさんが軽トラで帰ってきて、一度二人が家の中に入って、画面では縁側と庭の俯瞰の固定なんだけど家の中から二人の会話がうっすら聞こえてくる。何を言ってるのかどうにか聞いてやろうといつも頑張るんだけど、やっぱり今日もなんだかわからなかった。なに話してるんだろうね。きっとアドリブなんだろうけど、気になるー!

色々好きなシーンがたくさんあるけれど、このラストシーンでムコさんが軽トラ運転して帰って来るとき、お庭で出迎えるツマにだんだん近づいていく映像がとてもいい。出迎えるツマの様子とバックミラーに映るムコさんの表情が同時に見られるところがいいんだよね。

あの軽トラの煉瓦色もいい。三重の自然の中を走るとき、すごく良いコントラスト。

向井くんがらみだと、破れた蚊帳に入り込んだ蛾がムコさんのおでこに張り付いてるあの映像が恐ろしく美しいと思う。ちょっとこの後の物語の展開の予兆を感じさせるし、秀逸です。

それからツマを見つめるムコさんの視線が、本当にいい。
シュークリーム食べるツマを見るとことか。
足利さんのお葬式の次の日の朝、目覚めたムコさんがまだ寝ているツマをじーっと見るとことか。

あおいちゃんのツマは文句のつけどころがないし。
絵本シーンの挿入のしかたもとても考えられていてメルヘンと現実、無邪気な子供っぽさと等身大の愛情表現のバランスも計算ずくという感じで、よく出来てました。

ジェニーの配役もとても良かったし。お人形のような足の長さとか。
小説ではジェニーのおばあちゃんがもう一つの夫婦の形をみせてくれて、一人になったツマの一つの道しるべになるのだけど。文庫本、売れてるみたいですね。帯買いしたいけど、本持ってるからなぁ・・・。

カットになったシーンとか、見たいなぁ。この映画は絶対にDVD出たら買うと思います。
特典映像、たくさんつけて欲しいですね!