産経デジタル 平成31年4月14日 20:03
無投票当選が決まり、拍手で祝福を受ける泉房穂氏=兵庫県明石市
無投票での当選が決まり、支持者らと握手する泉房穂氏=兵庫県明石市
無投票当選が決まり、集まった支援者にあいさつする泉房穂氏=兵庫県明石市
任期満了に伴う兵庫県明石市長選が14日告示され、現職で無所属の泉房穂氏(55)のほかに立候補の届け出はなく、無投票で泉氏の4回目の当選が決まった。
泉氏は市職員に「火付けて捕まってこい」などと発言した問題で2月2日付で辞職。3月17日に投開票された出直し選では、次点候補に3倍以上の差をつけて圧勝したが、公職選挙法の規定で任期は4月末までのため、再び選挙となっていた。
泉氏は3期目の公約として、高齢者施策の充実や図書館の増設などを掲げていた。
午後5時過ぎ、同市内の事務所に無投票当選の報がもたらされると、集まった支援者から大きな拍手がわき起こった。あいさつに立った泉氏は、「私の言動により市政を混乱させ、2回目の選挙となったことをおわびしたい」と頭を下げ、「自らを律し、市民と一緒に明石のために頑張りたい」と決意を述べた。