弦楽器を弾く日々

街のヴァイオリン弾きの日々のあれこれ

高熱と喉の痛みと鼻水

2024-10-05 03:35:00 | 日記
まあまあ鼻水が出てくるので、鼻をかむとしゃっくりが出て暫く止まらなかった。

うちのコロナ患者は咳をするとしゃっくりが止まらない。

しゃっくりDuo

はい、寝ます。
私も39℃まで熱出てやっと薬が効いてきました。

マスタークラスとかいうもの

2024-10-04 16:02:00 | ヴァイオリン
またちょっと厳しい話題を。

日本独自の音楽教室文化のお陰で、本当にいろんな教室がありますよね。
大手楽器店系列から個人で企業した中堅企業、個人経営の総合音楽教室、自宅教室。

その中にマスタークラスを掲げている教室がありますよね。特に個人経営の音楽教室なんかは宣伝に力を入れているため、YouTubeなどで講師演奏をあげています。

ちょっと知っている教室が最近SNSに力を入れているようなので見てみました。

通常クラスAさんの学歴は高卒で地域で活動するプロ合奏団に所属
マスタークラスBさんの学歴は芸大卒でコンクールの賞歴がズラリ、オケマン

おそらく、一般的に見ればマスタークラスの先生は凄いんだ!という印象になるかと思います。プロフィールが長い=凄いみたいなね😅

YouTubeの演奏動画を見てみました。
私の個人的な意見からすると、正直なところ、テクニックも表現力もAさんの方が若干上かなという印象でした。
なんというか、努力ではどうにもならないセンスの有無といいますか。
ただ、Bさんはバッハや難しい曲を弾く先生ということで譜読み力や暗譜力がある、オケで人と同じように弾けるということなので、要領が良かったりするのでしょう。

勿論人にはそれぞれカラーというものがあるので、上手いか下手かの二択で片付けられるような単純な話でもないのですがね。

どの層をターゲットにしているのか、矛盾していると需要と供給のズレが生じてなんだこれということになるので、その辺の判断も大事ですが、耳がまだ育ってない状態では判別出来ないため、肩書きというもので判断するのは当たり前だし、教室側も客を呼び込むために利用することは当然だと思います。
ただ、教室のオーナーも講師という立場なのに耳がそんなに良くないのかしらと一部から思わせてしまう要素でもあるため、あまり大々的にやるのもどうなのかと思ったり。

先日、音楽教室の生徒さんは何故技術が伴ってないのに難しい曲を弾いているのかという話が出まして、とある先生の新しい生徒の方が、基礎すらまともに出来てないとんでもない状態で難しい曲を持ってきたので、何故そんな曲を弾いているのかと聞くと「先生に言われたから」だそうで。

どうも趣味で習う人の多くは"上手い先生"の基準が先生自身が難しい曲を弾けるかどうか、難しいことを教えてくれるかどうかなのだそうです。
先生も、高度な事を教えないと下手な先生と思われるのが嫌で、出来てない状態で次々と難関曲を与えるのだそうです。

それを聞いて2人で仰天しまして。(大袈裟)
私なんかは自分で言うのもなんですが素直な人間だったので、細かな基礎訓練に文句を言わず一つずつコツコツとやってきました。
その素直さというのは現師匠にも褒められた事がありますので、おそらく本当にそこそこは素直なのでしょう✌️
これは私がドヤっている話ではないですよ、素直さは大事だと言う話ですよ。

物事には順序があって、本人が理解しておらず区別出来てない状態、出来てない状態で、ハイレベルな技術を教えても無駄になるわけです。或いは変な癖として覚えてしまうかもしれません。癖は一度つくと、まっさらな状態で覚えるのとは違い直すのに膨大な時間がかかります。
ですので、技術が伴ってない生徒に自分の知っている高度な技術や知識をポンポンと教えてしまう講師はむしろ良くない講師と言われていたりします。

大手のマスタークラスもありますよね、その講師は大体外国人か、知名度のある講師、ですよね。まあその辺は語りません。色々ありますね。

あとは個人的に、金🫶という感じの音楽教室は好きではないですね、生徒が辞めるのを引き留めるとか、生徒が辞めたのを講師のせいにするとか。ちなみに子どもが辞める理由を付けるために講師のせいにする生徒さんもいるようで、それも人として大人としてどうかと思いますけどもね。
人はやりたきゃやるし辞めたきゃ辞める。人をコントロールしようとせず、寄り添える教室が良い教室だなと思います。

身内にコロナ陽性患者

2024-10-03 13:40:00 | 日記
もう、2回目ですよ持って帰って来られるの😠

私は2度ワクチン接種済みなのですが、うちの人は接種していません。接種有無の云々は一旦置いといて、一度目は移されて連休の時期で病院休みで凄い大変な思いをしました。そして今回もまたコロナ陽性!私は検査してないのでわかりませんがなんだか喉に違和感が。やめてくれ。

普通に電車移動して仕事してきただけですが、まあ多いんでしょうね、コロナの無自覚保持者とか、発熱してるけど動けるから仕事行くみたいな人ね、マスクもほとんど付けてないし。
流行ってるとは聞いてましたが、身内に出てやっと本当だねえと思いますね。同じ圏内の人もSNSで発熱がどうとちらほら見かけたので、もううじゃうじゃいると思っておいた方がいいんでしょうね。

そういえば、数日前に新しいワクチンの危険性の記事を見ました。英語だったしチラッと見ただけなので全部は把握してないですが、接種すると接種者から周りに感染するとかなんとか…ええ🧐

10月ですね。合奏の話でも。

2024-10-01 02:33:00 | ヴァイオリン
爪を切り過ぎてちょっとヒリヒリします。
重音練習していると、少し伸びてるだけで押さえにくいので切っちゃうんですが、段々白い部分が下がってきてる気がします。だからどんどん深爪っぽくなる。

この数年またコンチェルトなどを弾くようになったので、指を酷使(?)しているのですが、やっぱりよく出来てますよね、ジブリやディズニー、歌謡曲メインに弾いてると腕ってたぶん落ちていくというか、結局そういう向けに色々あまい弾き方になっちゃうんですが、コンチェルト弾くとなると、テクニックが必要になってくるから鍛えようとするんですよ嫌でも。良い運動です。
ポップスはポップスで難しいですけどね、ポップスのノリみたいなのが必要というか。クラシックのようにかしこまって弾くとちょっと違うというか。場所にもよりますが。

ソロもアンサンブルもオケもクラシック外の曲も、それぞれ弾き方が違うというのが面白いのか面倒臭いのかなんなのか。
皆さん何が好きですか?
私は1番ソロが好きかもしれない、周りに合わせるための気を遣わなくていいから。合わせるの未だに下手なんです。

ちなみに、ピアニストでも伴奏に慣れているか慣れていないか、我が強いかどうか、個人の技術云々というか相手の楽器の特徴を把握してるかどうか、単純に相手を見ているかどうか、みたいなところでなかなか伴奏が上手い人って少ないんですよ。結構ここごっちゃにしているピアノさんが多く、伴奏の話でこういう感じの話をしようとすると機嫌を損ねる場合があるため表では言わないですけどね。
構造や特徴などの話を、私を馬鹿にしているのかみたいに捉えちゃう人は絶対にムッとする話ですよね。勝手に怒って逆に相手を扱き下ろす性格の悪いピアノ弾きがSNSにもまあまあいるという印象です。
そういう意味でピアノってなかなかプライド高いんですかね、1人で完結する楽器だからかわからないですが、自分至上主義というかね。
伴奏向いてない人ほど、勉強もしてないし全然こちらを見てもない癖にザッツがわかりにくいって相手に言っちゃうとかね。
この人よく合わせてくれるなあと思う人ほど、わからないって言わないというか、勿論ここどんな感じ?みたいなお互いの確認はするけど、いつもと同じように弾いてもばっちり合わせてくれますからね。

弦も同じでカルテットとかやると、趣味でやってる人たちとすると私のザッツがわからないと言われる事が多くて、それは私自身も昔から当時の先生に散々言われたせいか、ザッツが苦手という意識があったので単純に私が下手なのかもみたいに思ってたこともありましたし、今もまあ下手だとは思ってますけども、色んな編成でバリバリ活動している若手プロと弾いた時に、私のザッツわかりにくいかと聞くと、いや別にと言われたんです。
その子、私が今まで出会った中で1番合わすのが上手い子で、なんというか、一般的に皆縦を意識するじゃないですか、頭合わせろとか拍通り命でズレは許さないみたいな、管楽器なんかは特にそうでしょうけど、弦も愛好家の多くの人たちは縦を気にしていて、それが合奏下手な私は伸び伸び弾けずに窮屈だったんですが、その子だけは親サメにくっつく子サメのようにピタッと、合わせるというよりも寄り添ってるというか、めちゃくちゃ自然に合わせてくるんですよ!もうこっちはいつもびっくりしてるんですけど、ちょっと化け物(褒め言葉)じゃないのこの子って怯えるくらいにナチュラルに合わせてくるんですよ。あと音色も重要で、粒が丸いから邪魔にならない絶妙な距離感奥行き感というか、丸いからふわふわと弱いわけじゃないんですよ芯はちゃんとある、そこがまあ上手い人の特徴の一つなんでしょうけど、なんて言うんでしょうねあれは、とにかく、子サメ(他の例えが出ないボキャ貧)なんですよ、他の人も普通に上手ですよ、でも綺麗に合わせられている人たちであって、その子のような交わり方ではないというか、もうね、彼は特別、角が無い一体感を感じさせる合わせ方なので馴染む馴染む、凄い〜羨ましい〜真似出来ない〜と思っていつも怯えてますよ私はね。私がどう弾こうと合うんですよ、怖くないですか?怖いよ私は。
逆にそういう意味ではめちゃくちゃ神経使う、こんなに完璧にくっついてくるのに間違えたら駄目だ申し訳無いみたいに思うからです。

ちなみに彼はどの楽器を使おうとちゃんと彼の丁寧で繊細な音が出ます。

どんな人とでも、ハプニングがあっても、臨機応変に寄り添えるあのスキルは確かに引っ張りだこだなと思いました。
ソロだと少しつまらないと思われるタイプでも、溶け込めるスキルが高い人の方が仕事が多いということが最近わかりましてね、重宝されるんですよ、そもそも合奏の方が多いですしね普通に。
逆にこの人めちゃくちゃ良い音でメロディックなのになんで仕事無いのって人は合わせるのが下手だったりします。

私はね、別枠でございます、中途半端フリーなのでゴーイングマイウェイです。今更同じ土俵で戦うつもりもない😅私はレールからはみ出たのでね。

ですけども、そんなのでもたま〜にいただくお仕事は、その時の自分のベストを尽くしてます。100%満足した仕事って無いな、95%くらいはあって、あの感覚はまた味わいたい。楽しかった終わり!じゃなくて、自分の演奏に対しての満足度です。メンバーの相性も良かったからだとも思ってます。練習が凄く楽しかったもんな。次の合わせまだかなって思いながら過ごしてたと思います。
見てたお客さんの中にはイマイチだと思う方もいたかもわからないですが、本番であの完成度(好きなように弾いて)を出せた事は自分の自信になってるんですよね。
そういう、他人にはおそらくわからない努力や小さな達成を未だに積み重ねてます。

仕事するなら10代20代で大方やっておくべき事かもしれないですけども、私にはそんな機会なかったので。