Violin Lesson Voice

大人からのバイオリン、なんと再開。。。人生ってどう転ぶかわからない

重音と「指の形」の切れない関係。。。

2014-09-22 | Violin Lesson Voice

2007年ですから、もう7年前になりますか、、、私にとっては、「第三次レッスン期」という区分に当たるのですが。

4か月ほどおけいこして頂いた先生から、しきりに注意されたことの一つに、

左手の指の「弦を押さえる場所」が間違っている、というのがありました。

その時の私は、ちょうど、各指先の真ん中で弦を押さえていました。

が、先生が言うには、「各指の爪の、(向かって)左端の近くで押さえるように」とのことでした。



それが、なかなかできない(T_T)。




どうやったらそうできるのか、無理やり弾いてみようとしても、ただ手が痛くなるだけで、なんともはや。

なのに、レッスンの度に先生からはキツくお叱りを受ける。

いっしょけんめい練習しても、できるようにならない。



「もうヤダ(:_;)

「どうせ、私なんかできないよ~だ"(-""-)"

という(幼稚な)キモチになり、バイオリンをやめたことがあります。



ま、半年後には再開したのですが(;・∀・)でも、弾き方は相変わらずでした。  ずぅ~~~~~~~っと。おんなじ弾き方で( ;∀;)





それがこの夏、     ・・・何を思い立ったのでしょう。




左手のフォームを大幅に変えてみました。



ホラ、よくあるじゃないですか。    野球選手がバッティングのフォームを変えるとか。  、、、それです。




きっかけは、小指の形を変えたいことからでした。

ファーストポジションで、1指から各指を押さえながら小指を押さえる練習をすると、小指の第二関節が突っ張ってしまう。これを何とかしたかった。

加えて、ヴィヴァルディのコンチェルトを撮った時に、左手の手首がさがっていることが、とても気になったわけです。 ・・・どうも、そこらへんに改善の余地があるのではないかと。



とりあえず、重力方向に手首を上げる、ということをしました。 

連動して、小指の付け根の部分も高くなります。  すると、だいぶ小指が押さえやすくなりました →  ね、突っ張らなくなりました♪


また、それにともなって、弦と左手指の角度が変わり、指の弦に当たる部分が、あの先生が言っていた部分になりました!!

これは、本当に思いがけない収穫でした。

    今は、この辺りが弦に当たっています →  マルのところ



もう一つ収穫がありまして、「重音が取れる」ようになったことです。

ほんと、今まで、押さえてる弦と、それより高い弦を同時に弾けなかったのですよ。。。( ;∀;)



先日、少しましに弾けるようになったリュリのガボットを録音しましたが、もちろん、まだまだです。でも、私としてはすごい進歩でした。



加えて、教科書で調べてみますと、

            現在の教科書 → 

「安定したフォームで重音が弾けるようになる練習方法」というメソッドが載っていまして、興味深いことが書いてありました。



曰く、「低弦の重音を押さえる練習は、左手の正しい形を作るのに効果的」  とのこと。   ・・・実感です。






『毎日のウォーミングアップに取り入れてほしい重音のトレーニング』の譜例もあり、さっそく取り入れていますが、これが私にはむつかしい!

    


      ↑こんな感じで譜面が続いているのですが、一節づつ、ゆっくり、丁寧に練習していこうと思います。




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