ビブラート考察その２

数日ぶりにバイオリンに触りました。忙しかったもので。
相変わらずビブラートの訓練中です。

先回にビブラートの方法について（偉そうに）薀蓄を述べましたが、
いよいよ練習を重ねているうちに、
やはりこれは時間しか解決できない問題であると思われました。

いくら頭で「ああだろう、こうだろう」とプロの腕の動きを研究して真似をしようと、
やはりバイオリンを始めてから1年なら1年分の、10年なら10年分の上手さにしかならない。

ビブラートも先生の言うように手を動かしてみて、
「なんとなく」から始まり、だんだん慣れてきてから、
ゆっくりと各々の掛けやすいビブラートのカタチへと変ってゆくのではないか。

私のようなビブラート習いたての下手が、いくら薀蓄を並べても駄目な話で。

なので今日もまるで「暗中模索」のように手を動かして、
耳を使ってビブラートになっているか聴きながら、練習を重ねるしかありませんでした。

でも楽しい。

楽器は努力が報われるから好きです。
たとえそれが遠回りだとしても。