いよいよ

大阪市の予算案が報道発表されましたね。その中には我々が注目しているトモノス廃館についても盛り込まれた内容でした。予算案では、すでに発表されているマニフェストどおり、児童館とトモノス、ユースセンターを廃止する意向。しかし、これら施設計36館のうち32館は新事業などへ移行し活用されるそうだ。
トモノス22館と児童館2館は新たに実施される「子育て活動支援事業」向けの施設に意向予定。また、保育所と併設されている児童館については在宅で育児支援する支援センターになり、トモノス1館を保育所に転用することが明らかになった。
しかし、やはり以前からの懸念どおり、文化活動場所の提供については一切明言されておらず、やはり先行きの不透明が明確になったわけではない。トモノスが「廃止」ではなく事実上「統合」になることから楽観視してしまいがちだが、いまだ予断を許さぬ立場であることには変わりはないのだ。
マニフェスト発表からの予算案懐柔ともとれる今回の発表は、年始からの短期間での多方面での抗議行動が実った結果と言える。「指をくわえたまま」で傍観するのではなく、自ら動くことの重要性を改めて感じた。