おとっさんっ! 火事だ! ほれ!
3/4息子が 大声で指差す方向は!
アップする。
ウソーっ!
消火だーっ! 急げーっ!
どわーっ! こりゃいかん!
何と!アマバン 後輩ホルン吹きの家だ。
ホース連結!
ハイっ!
放水っ!
ホースが、水圧で 一瞬でパンパンに!
( こんな時に 写メしてるおとうマって。。。? )
よし、あそこの三叉路で 車を迂回してくれ!
ハイっ!
と、3/4息子とやってるうちに、100メートル先では、4/4息子達 4人の中学生が 既に放水を開始していた!
しかも、2本で放水してる!
凄いぞっ!
まだ、消防車 1台も到着してないのに。
仕切り屋 4/4息子の声が響く。
太○!車止めろ! 迂回させるんだ!
わかったー!
とも○きー! そっちのホースを上に持ってけー!
おっさん! どいてくれーっ!
とも○きー! いいかー!?
よーし!
ケ○! 水出すぞー!
OK !
だんだん ヤジウマが増える。
消防車が到着し始める。
ご苦労様です!の声に、振り向けば コントラバスのYOU君。
後は やりますから!
頼もしいぞ、YOU君。
暫し 見守る側に。
18:30 鎮火。焼けたのは 本宅裏の二階建ての空き家だった。
辺りは 真っ暗だ。
3/4息子の部活の時間が迫ってる。
息子達 皆、額に汗が光ってる。
よくやったな、中学生!
帰り掛け、3/4息子を拾って行く。
何と、誘導灯は ライトセイバーだった!
いつの間に?
持って来たんだ!?
ブーンっ!
あ、飯を造る時間無し。。。
レトルトにすっか。