●神々の国への入り口●スパル(プレアデス星団)
◆524 天上寺は神々の国への入り口だったbyはやし浩司
https://youtu.be/6TfAjnjMdp0
2013/10/31 に公開
Hiroshi Hayashi
チャンネル登録者数 4.47万人
524+506「神戸の謎」(天上寺は、まさに神々の国への入り口だった)
「神戸」は、なぜ神戸なのか。
文字通り、「神々の国への入り口」(田口幸範氏)。
それをこのビデオの中で証明します。
Hiroshi Hayashi++++++++++++はやし浩司
○神々による計画都市+酒船石
Cities, planned by Gods + Answer to Sakafune-ishi
◆524 天上寺は神々の国への入り口だったbyはやし浩司
https://youtu.be/6TfAjnjMdp0
2013/10/31 に公開
Hiroshi Hayashi
チャンネル登録者数 4.47万人
524+506「神戸の謎」(天上寺は、まさに神々の国への入り口だった)
「神戸」は、なぜ神戸なのか。
文字通り、「神々の国への入り口」(田口幸範氏)。
それをこのビデオの中で証明します。
Hiroshi Hayashi++++++++++++はやし浩司
○神々による計画都市+酒船石
Cities, planned by Gods + Answer to Sakafune-ishi
But please keep it in your mind that no one is allowed to use my ideas and theories in any case without my permission and my names.
内容の転用、転載、盗用、流用は、厳禁です。
兵庫県加西市佐谷町に上天寺(じょうてんじ)がありました。寺の痕跡はけされてしまっています。30年前古墳(7世紀と推定)が発見され 現在玉丘古墳公園に移築されています。子供の頃祖母に聞いた話では、谷の木から木へとぐえんさんがとびうつる そんな話の記憶があります。天上寺とは関係ないかもしれませんが、天上寺に行ってみたくなりました。
情報、ありがとうございました。記憶にとどめておきます。可西市については、何も知りません。ありがとうございました。
◆古代飛鳥に遺された謎多き「酒船石」の正体とは
59,723 回視聴 2020/11/14 https://youtu.be/fi3M3DZ4zyg
ハテナ見聞録
チャンネル登録者数 9.25万人
日本国内には、日本の歴史を紡いできたさまざまな建造物、遺物があります。
歴史の授業で習うような日本らしい代表的なものから、
あまり見慣れないモチーフを持つ、ミステリアスなものもあります。
当チャンネルでも未だ謎に包まれている石板やペトログリフについてご紹介してきましたが、
誰がいつ何のために遺したのか分からない遺物は、多くの古代史ファン・考古学ファンを魅了します。
今回は、奈良県明日香村にある「酒船石」について、
一般的な説を含めた、さまざまな面白い説をご紹介したいと思います。
◆ むつら‐ぼし【六連星】 の解説
昴 (すばる) の異称。肉眼では6個の星に見えるところからの名。
◆すばる|星や月|大日本図書
https://www.dainippon-tosho.co.jp/star/2006/02/subaru.html
スバルは和名です。これほど有名な和名も他にはありません。古事記や日本書紀では、「すまる」と書かれているようです。
肉眼では6つほど星が見えるので、「むつらぼし(六連星)」との呼び名もあります。これは江戸時代に呼ばれていたようです。
変ったところでは、「いっしょうぼし(一升星)」というのもあります。これは、星が一升ほどもあると言った意味のようです。
北原白秋の童謡には、「くさぼし(草星)」とあります。静岡地方で呼ばれてたようですが意味は不明です。
また、「はごいたぼし(羽子板星)」というのもあります。望遠レンズで撮影するとそのようにも見えますが、肉眼で羽子板を想像する人も素晴らしいと思います。
◆六連星(読み)むつらぼし
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
プレアデス星団の和名。肉眼では6個の星が集って見えるのでこの名がある。主として東北・関東地方で呼ばれる。 (→すばる )
◆世界大百科事典内の六連星の言及
【星】より
…また山口県吉敷では,いて座のものを〈長崎箕〉,みずがめ座の4星を〈東京箕〉と呼んで南と東の方向をいい分けており,同じ理由で,香川県櫃石(ひついし)では七夕ころのへびつかい座を〈讃岐の箕〉,ケフェウス座を〈備前の箕〉と呼んでいるという。 六連星(むつらぼし)すばるの異名。6星を連ねている意味。
◆いろいろ変わったよ! スバルと六連星(むつらぼし)エンブレムの歴史
https://dressup-navi.net/parts/112329/ 公開日時 : 2019/11/15
肉眼で見えるのは6個程度であることから6連星ともいう。6星が糸で統べたように集まったもの、統べる星の意で、古くから王者の象徴、農耕の星として尊重され、古事記や万葉集、枕草子などの古い日本書籍にも登場している。
◆昴 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/昴
昴 ( ぼう ) 、すばる、スバル.
・プレアデス星団。動詞「すばる(統ばる)」に由来して「すばる」といい、枕草子にも見られる。同じ星団を指す漢字「昴」をあてる。別名、六連星(むつらぼし)。
・昴宿 - プレアデス星団の中国名。二十八宿1つ。
プレアデス星団 · 昴宿 · 蒼穹の昴 · 劇団昴
◆谷村新司 昴-すばる.
1,895,835 回視聴 2010/06/12 https://youtu.be/VMhAgFIgfpg
linglingrock
チャンネル登録者数 9010人
◆すばるギャラリー | すばる望遠鏡
https://subarutelescope.org/jp/gallery/
すばるギャラリーを絞り込むことができます。
天体画像; 星降る夜、マウナケア; すばる望遠鏡施設
◆すばる望遠鏡について
https://subarutelescope.org/jp/about/
国立天文台ハワイ観測所の概要
ハワイ観測所の概要
ハワイ観測所は、標高4,200mのマウナケア山頂にあるすばる望遠鏡と、研究・開発・事務を行うヒロ山麓施設から成る日本の国立天文台が運営する天体観測施設です。
名称 ハワイ観測所 (すばる望遠鏡)
所属 自然科学研究機構 国立天文台
所在地 ○ヒロ山麓施設
650 North A'ohoku Place, Hilo, Hawaii 96720, U.S.A
○山頂施設 (すばる望遠鏡)
北緯19度49分32秒、西経155度28分36秒、標高4139メートル(望遠鏡高度軸は標高4163メートル)
主な活動 ○すばる望遠鏡による観測成果の公開
○観測装置などの開発・製作
○すばる望遠鏡の保守作業
○次世代の研究者の養成並びに教育活動
○施設見学、遠隔講演など広報普及活動
○地元での天文イベントや科学教室、学校での出前授業、講演会などの普及・教育活動
◆プレアデス星団の和名 1999/04/07
https://mirahouse.jp/name/a/pleiades_wamei.html
★統星(すばる・すまる)
“すばる”は,近畿地方で使われていた名前。最初は“御統”(みすまる)と呼ばれていたものが,須波流(すばる),須万流(すまる),須夫流(すぶる),志婆流(しばる),志萬流(しまる),などと変化して多くの方言を生んだ。“すばる”が訛った呼び方として,すばり・すばい・すまり・すまい・すもる・すんまり・すんばり・しばる・しばりぼし・しまる・しまり・しんまり・つばる・つばり・つんばり・ひばり,などがある。
プレアデス星団を,寒空の中に座っている星と見て,座り星(すわりぼし)・お座りさん(おすわりさん)・座る星(すわるぼし)・座いどん(すわいどん)・座り地蔵(すわりじぞう)と呼んだ地方もあった。
目立つ星だけに,農村では,その高さで蕎麦蒔きや麦蒔きの時期を計る目安として重宝された。
また漁業を営む人々は,海上で時刻を読むために,沈む時刻から凪や暴風雨などの風を読むために,あるいはイカなど魚の旬を知るために,この星を頼った。
◆全国あっちこっちで違う名前で呼ばれている。
このページは 21上げてあります。
最初のだけ 取り上げさせて貰いました。
※転載・複製は,一切お断り致します。
(c) 1999 Yukiko Tsuchiyama and Ryosuke Naito. All rights reserved.
(Produced by Mira House.)とかかけているので。
紹介だけにしておきます。
【参考】
●『星の方言集 日本の星』 野尻抱影著 中央公論社 (1973)
●『日本星名辞典』 野尻抱影著 株式会社東京堂出版 (1973)
◆2001年11月のお話 - Saninjyoho.
http://www.saninjyoho.com/pontaclub/2001/11gatu/hanasi.html
すばる星 前編(日本)「おうし座・プレアデス星団」
「すばる星」は西洋名のプレアデス星団で、
「つりがね星」のヒアデス星団と共に、
おうし座を形造っています。
すばるの語源はとうに忘られていますが、
江戸時代に狩谷掖斎(えきさい)・平直方などが
考証しているように、「統(すべ)る星」の意味で、
六つの星が糸で統べたように集まっているからです。
最も古い文献としては、古事記に五百津御統の珠とあるのがそれで、
上代に髪や手首などに懸けた玉飾りのことです。
神器の八尺の勾玉も「すまる」であるらようです。
この「すまる」から転じて「すばる」となったようです。
しかし、星の名として現われているのは、源順撰の倭名抄が最初で
「昴星・・・和名須八流」とあって、つぎに、
清少納言の枕草子に、「星は すばる」云々とあるのが広く知られています。
今でも、すばる、すまるの名を伝える地方は関西に多いのですが、
元の意味を知らないことから、地方によって「すわり星」「すわい」「つばる」や、
「すまり」「すもり」など呼んでいところもあります。
そして寒い冬空にすわっているように思えるからだといい、
熊本の南部では「すわり地蔵」という名をも生んでいます。
西美濃の山地で、「六地蔵」、越後地方で「六体さま」というのも、
数をいっただけでなく、やはり居すわっている印象によるものでしょうか?
すばるは農耕の季節を判断したり、また海上では特にイカの集りを知る星として
重要視されていて、偶謡も多く伝わっています。
しかし、伝説となると、沖縄とアイヌの他には殆んどみあたりません。
丹後風土記に、与謝の浦島太郎が竜宮城をおとずれた時、七人の童子が出むかえました。
亀比賣(かめひめ)に尋ねたら、「すばる星なり」と答えたとありますが、
これは中国の伝説から来ているようです。
この他では、すばると3つ星の追いかけくらがあるぐらいで、
アイヌ地方にすぐれた伝説があります。 (1999年12月 掲載 イウタニ)
◆とやまの星の和名
http://digirika.el.tym.ed.jp/wp-content/uploads/2013/12/toyamano-hoshino-wamei.pdf
1 星の和名を知る意義と引用文献小学校や中学校で星の学習をする際に、日常生活に密着した星の情報を収集したり、星や星座の観察への関心を高めたりするときの「仕掛け」として、星の和名について話をするのもひとつのアイデアです。富山県内に伝わっていた星の和名については、故増田正之先生が県内を詳しく調査され、昭和53年~61年に「富山教育」に、「越中の星ものがたり」として、80回にわたり連載されました。ここで紹介するのは、この「越中の星ものがたり」から引用した富山県の星の和名です。2 小学校で学習するおもな星や星座の富山県での和名
(3) すばる(おうし座のプレアデス星団)「スバル」:プレアデス星団は全国的に「すばる」と呼ばれていますが、富山県でも「すばる」という名で親しまれてきました。越中の星ものがたり(六)には、上市町千石では、「スバルさまが西の空にあるようになると雪が降る」。五箇山では、「スバル星が頭の上にきたとき、そばをまくとよくとれる」。朝日町宮崎では、「スバルが山にかかると海がしける」等、時計が普及していない時代に自然観察と生活が密着していた様子がのせられています。「ソウダンボシ」:黒部市愛本地区に伝わる和名とのことです。すばるの星がかたまっている印象がよく現れている古名といえるでしょう。(越中の星ものがたり(六))「ハゴイタボシ」:(越中の星ものがたり(十八))「カジボシ」:四方、新湊では、北極星や北斗七星ではなく、すばるのことをこう呼んだ。「カズボシ」がなまったものか。(越中の星ものがたり(十八))「ブドウノホシサン」:富山市大山町に伝わる和名。(越中の星ものがたり(十三))なお、ヒアデス星団の方は「ツルガネボシ」(釣鐘星)と呼ばれていたそうです。(越中の星ものがたり(十七))
◆すばる・M45(2000年1月)
http://www.palette.furukawa.miyagi.jp/space/news_bucknumber/subaru.html
現在パレットおおさきで投映中のプラネタリウム番組は「宇宙を見つめる瞳 すばる望遠鏡」です。みなさん、もうご覧になりましたよね?
情報、ありがとうございました。記憶にとどめておきます。可西市については、何も知りません。ありがとうございました。
◆古代飛鳥に遺された謎多き「酒船石」の正体とは
59,723 回視聴 2020/11/14 https://youtu.be/fi3M3DZ4zyg
ハテナ見聞録
チャンネル登録者数 9.25万人
日本国内には、日本の歴史を紡いできたさまざまな建造物、遺物があります。
歴史の授業で習うような日本らしい代表的なものから、
あまり見慣れないモチーフを持つ、ミステリアスなものもあります。
当チャンネルでも未だ謎に包まれている石板やペトログリフについてご紹介してきましたが、
誰がいつ何のために遺したのか分からない遺物は、多くの古代史ファン・考古学ファンを魅了します。
今回は、奈良県明日香村にある「酒船石」について、
一般的な説を含めた、さまざまな面白い説をご紹介したいと思います。
◆ むつら‐ぼし【六連星】 の解説
昴 (すばる) の異称。肉眼では6個の星に見えるところからの名。
◆すばる|星や月|大日本図書
https://www.dainippon-tosho.co.jp/star/2006/02/subaru.html
スバルは和名です。これほど有名な和名も他にはありません。古事記や日本書紀では、「すまる」と書かれているようです。
肉眼では6つほど星が見えるので、「むつらぼし(六連星)」との呼び名もあります。これは江戸時代に呼ばれていたようです。
変ったところでは、「いっしょうぼし(一升星)」というのもあります。これは、星が一升ほどもあると言った意味のようです。
北原白秋の童謡には、「くさぼし(草星)」とあります。静岡地方で呼ばれてたようですが意味は不明です。
また、「はごいたぼし(羽子板星)」というのもあります。望遠レンズで撮影するとそのようにも見えますが、肉眼で羽子板を想像する人も素晴らしいと思います。
◆六連星(読み)むつらぼし
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
プレアデス星団の和名。肉眼では6個の星が集って見えるのでこの名がある。主として東北・関東地方で呼ばれる。 (→すばる )
◆世界大百科事典内の六連星の言及
【星】より
…また山口県吉敷では,いて座のものを〈長崎箕〉,みずがめ座の4星を〈東京箕〉と呼んで南と東の方向をいい分けており,同じ理由で,香川県櫃石(ひついし)では七夕ころのへびつかい座を〈讃岐の箕〉,ケフェウス座を〈備前の箕〉と呼んでいるという。 六連星(むつらぼし)すばるの異名。6星を連ねている意味。
◆いろいろ変わったよ! スバルと六連星(むつらぼし)エンブレムの歴史
https://dressup-navi.net/parts/112329/ 公開日時 : 2019/11/15
肉眼で見えるのは6個程度であることから6連星ともいう。6星が糸で統べたように集まったもの、統べる星の意で、古くから王者の象徴、農耕の星として尊重され、古事記や万葉集、枕草子などの古い日本書籍にも登場している。
◆昴 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/昴
昴 ( ぼう ) 、すばる、スバル.
・プレアデス星団。動詞「すばる(統ばる)」に由来して「すばる」といい、枕草子にも見られる。同じ星団を指す漢字「昴」をあてる。別名、六連星(むつらぼし)。
・昴宿 - プレアデス星団の中国名。二十八宿1つ。
プレアデス星団 · 昴宿 · 蒼穹の昴 · 劇団昴
◆谷村新司 昴-すばる.
1,895,835 回視聴 2010/06/12 https://youtu.be/VMhAgFIgfpg
linglingrock
チャンネル登録者数 9010人
◆すばるギャラリー | すばる望遠鏡
https://subarutelescope.org/jp/gallery/
すばるギャラリーを絞り込むことができます。
天体画像; 星降る夜、マウナケア; すばる望遠鏡施設
◆すばる望遠鏡について
https://subarutelescope.org/jp/about/
国立天文台ハワイ観測所の概要
ハワイ観測所の概要
ハワイ観測所は、標高4,200mのマウナケア山頂にあるすばる望遠鏡と、研究・開発・事務を行うヒロ山麓施設から成る日本の国立天文台が運営する天体観測施設です。
名称 ハワイ観測所 (すばる望遠鏡)
所属 自然科学研究機構 国立天文台
所在地 ○ヒロ山麓施設
650 North A'ohoku Place, Hilo, Hawaii 96720, U.S.A
○山頂施設 (すばる望遠鏡)
北緯19度49分32秒、西経155度28分36秒、標高4139メートル(望遠鏡高度軸は標高4163メートル)
主な活動 ○すばる望遠鏡による観測成果の公開
○観測装置などの開発・製作
○すばる望遠鏡の保守作業
○次世代の研究者の養成並びに教育活動
○施設見学、遠隔講演など広報普及活動
○地元での天文イベントや科学教室、学校での出前授業、講演会などの普及・教育活動
◆プレアデス星団の和名 1999/04/07
https://mirahouse.jp/name/a/pleiades_wamei.html
★統星(すばる・すまる)
“すばる”は,近畿地方で使われていた名前。最初は“御統”(みすまる)と呼ばれていたものが,須波流(すばる),須万流(すまる),須夫流(すぶる),志婆流(しばる),志萬流(しまる),などと変化して多くの方言を生んだ。“すばる”が訛った呼び方として,すばり・すばい・すまり・すまい・すもる・すんまり・すんばり・しばる・しばりぼし・しまる・しまり・しんまり・つばる・つばり・つんばり・ひばり,などがある。
プレアデス星団を,寒空の中に座っている星と見て,座り星(すわりぼし)・お座りさん(おすわりさん)・座る星(すわるぼし)・座いどん(すわいどん)・座り地蔵(すわりじぞう)と呼んだ地方もあった。
目立つ星だけに,農村では,その高さで蕎麦蒔きや麦蒔きの時期を計る目安として重宝された。
また漁業を営む人々は,海上で時刻を読むために,沈む時刻から凪や暴風雨などの風を読むために,あるいはイカなど魚の旬を知るために,この星を頼った。
◆全国あっちこっちで違う名前で呼ばれている。
このページは 21上げてあります。
最初のだけ 取り上げさせて貰いました。
※転載・複製は,一切お断り致します。
(c) 1999 Yukiko Tsuchiyama and Ryosuke Naito. All rights reserved.
(Produced by Mira House.)とかかけているので。
紹介だけにしておきます。
【参考】
●『星の方言集 日本の星』 野尻抱影著 中央公論社 (1973)
●『日本星名辞典』 野尻抱影著 株式会社東京堂出版 (1973)
◆2001年11月のお話 - Saninjyoho.
http://www.saninjyoho.com/pontaclub/2001/11gatu/hanasi.html
すばる星 前編(日本)「おうし座・プレアデス星団」
「すばる星」は西洋名のプレアデス星団で、
「つりがね星」のヒアデス星団と共に、
おうし座を形造っています。
すばるの語源はとうに忘られていますが、
江戸時代に狩谷掖斎(えきさい)・平直方などが
考証しているように、「統(すべ)る星」の意味で、
六つの星が糸で統べたように集まっているからです。
最も古い文献としては、古事記に五百津御統の珠とあるのがそれで、
上代に髪や手首などに懸けた玉飾りのことです。
神器の八尺の勾玉も「すまる」であるらようです。
この「すまる」から転じて「すばる」となったようです。
しかし、星の名として現われているのは、源順撰の倭名抄が最初で
「昴星・・・和名須八流」とあって、つぎに、
清少納言の枕草子に、「星は すばる」云々とあるのが広く知られています。
今でも、すばる、すまるの名を伝える地方は関西に多いのですが、
元の意味を知らないことから、地方によって「すわり星」「すわい」「つばる」や、
「すまり」「すもり」など呼んでいところもあります。
そして寒い冬空にすわっているように思えるからだといい、
熊本の南部では「すわり地蔵」という名をも生んでいます。
西美濃の山地で、「六地蔵」、越後地方で「六体さま」というのも、
数をいっただけでなく、やはり居すわっている印象によるものでしょうか?
すばるは農耕の季節を判断したり、また海上では特にイカの集りを知る星として
重要視されていて、偶謡も多く伝わっています。
しかし、伝説となると、沖縄とアイヌの他には殆んどみあたりません。
丹後風土記に、与謝の浦島太郎が竜宮城をおとずれた時、七人の童子が出むかえました。
亀比賣(かめひめ)に尋ねたら、「すばる星なり」と答えたとありますが、
これは中国の伝説から来ているようです。
この他では、すばると3つ星の追いかけくらがあるぐらいで、
アイヌ地方にすぐれた伝説があります。 (1999年12月 掲載 イウタニ)
◆とやまの星の和名
http://digirika.el.tym.ed.jp/wp-content/uploads/2013/12/toyamano-hoshino-wamei.pdf
1 星の和名を知る意義と引用文献小学校や中学校で星の学習をする際に、日常生活に密着した星の情報を収集したり、星や星座の観察への関心を高めたりするときの「仕掛け」として、星の和名について話をするのもひとつのアイデアです。富山県内に伝わっていた星の和名については、故増田正之先生が県内を詳しく調査され、昭和53年~61年に「富山教育」に、「越中の星ものがたり」として、80回にわたり連載されました。ここで紹介するのは、この「越中の星ものがたり」から引用した富山県の星の和名です。2 小学校で学習するおもな星や星座の富山県での和名
(3) すばる(おうし座のプレアデス星団)「スバル」:プレアデス星団は全国的に「すばる」と呼ばれていますが、富山県でも「すばる」という名で親しまれてきました。越中の星ものがたり(六)には、上市町千石では、「スバルさまが西の空にあるようになると雪が降る」。五箇山では、「スバル星が頭の上にきたとき、そばをまくとよくとれる」。朝日町宮崎では、「スバルが山にかかると海がしける」等、時計が普及していない時代に自然観察と生活が密着していた様子がのせられています。「ソウダンボシ」:黒部市愛本地区に伝わる和名とのことです。すばるの星がかたまっている印象がよく現れている古名といえるでしょう。(越中の星ものがたり(六))「ハゴイタボシ」:(越中の星ものがたり(十八))「カジボシ」:四方、新湊では、北極星や北斗七星ではなく、すばるのことをこう呼んだ。「カズボシ」がなまったものか。(越中の星ものがたり(十八))「ブドウノホシサン」:富山市大山町に伝わる和名。(越中の星ものがたり(十三))なお、ヒアデス星団の方は「ツルガネボシ」(釣鐘星)と呼ばれていたそうです。(越中の星ものがたり(十七))
◆すばる・M45(2000年1月)
http://www.palette.furukawa.miyagi.jp/space/news_bucknumber/subaru.html
現在パレットおおさきで投映中のプラネタリウム番組は「宇宙を見つめる瞳 すばる望遠鏡」です。みなさん、もうご覧になりましたよね?
「すばる」は、おうし座の肩の部分にある美しい星の集団の和名です。語源は「統(す)ばる」とか、1300年ほど昔の大和時代、身分の高い人たちの首飾りとして身につけた、宝石を糸で結んだ「すまる」からきたとか言われています。望遠鏡などない当時から宝石のように美しい星とされていたわけです。
有名なのは、「春はあけぼの、ようようしろくなりゆく山ぎわ...」という書き出しで知られる清少納言(平安時代)の「枕草子」の次の一節ですね。
「星はすばる、ひこぼし、ゆうづつ、よばいぼし.....」 ひこぼし(わし座のアルタイル)や、ゆうづつ(金星)、よばいぼし(流れ星)など、明るく目立つ星より先にすばるをあげて、「やっぱり、すばるが一番きれいねえ」と、その美しさをたたえているのです。
◆【昴】意味・読み方・使い方・英和 | エキサイト辞書
https://www.excite.co.jp/dictionary/ency/content/%E6%98%B4
〈すまる〉ともいう。西洋名のプレヤデス星団のこと。二十八宿では昴宿(ぼうしゆく)にあたる。すばるの語意はとうに忘れられてきたが,江戸の国文学者狩谷棭斎,平直方などの考証により,これは〈統(す)べる星〉の意味で,六星が糸で統べたように集まったものとするのが定説となっている。すなわち,《古事記》の神話に五百津之美須麻流之珠(いおつのみすまるのたま),《万葉集》に須売流玉(すまるのたま),906年(延喜6)の《日本紀竟宴和歌》に儒波窶(すばる)の玉などとある,上代人の髪や手首の玉飾を,この星団に名づけたもので,〈すまる〉が転じて〈すばる〉となったとみられる。しかし,星の名の文献としては,源順の《和名抄》がもっとも古く,〈昴星 宿曜経(すくようきよう)云昴星ハ六星,火神也,音与卯同。和名須波流〉とある。次いで清少納言の《枕草子》に〈星はすばる……〉とあるのが広く知られている。くだって江戸時代,安永年間(1772-81)刊の《物類称呼》には,〈昴ぼう すばると云(いう),二十八宿の内也。東国にて九ようの星と云,江戸にては,むつら星と云〉とある。現在でも,すばる,すまるの名は,関西,中国,四国,九州一円に行われているが,原意は江戸以前すでに忘失されたため,なまって〈すわり星〉〈すわり〉〈つばる〉や,〈すまり〉〈すもり〉などとなり,多くは寒夜の空にすくんでいるように見えるための名として,熊本地方には〈すわり地蔵〉の名もある。すばるが農耕の星として重んじられたことは,古代の中国やギリシア,現在の南方の島々でもすべてそうで,日本もその例外ではなかった。漁業にも,イカの集りなどを知るのに用いられている。したがって方言も数十に及び,俚諺(りげん)も豊富である。→プレヤデス星団
野尻 抱影
◆アストロアカデミア 2013年4月15日 ·
https://www.facebook.com/astroacademia/posts/560870787286212/
答え合わせです!
◆【昴】意味・読み方・使い方・英和 | エキサイト辞書
https://www.excite.co.jp/dictionary/ency/content/%E6%98%B4
〈すまる〉ともいう。西洋名のプレヤデス星団のこと。二十八宿では昴宿(ぼうしゆく)にあたる。すばるの語意はとうに忘れられてきたが,江戸の国文学者狩谷棭斎,平直方などの考証により,これは〈統(す)べる星〉の意味で,六星が糸で統べたように集まったものとするのが定説となっている。すなわち,《古事記》の神話に五百津之美須麻流之珠(いおつのみすまるのたま),《万葉集》に須売流玉(すまるのたま),906年(延喜6)の《日本紀竟宴和歌》に儒波窶(すばる)の玉などとある,上代人の髪や手首の玉飾を,この星団に名づけたもので,〈すまる〉が転じて〈すばる〉となったとみられる。しかし,星の名の文献としては,源順の《和名抄》がもっとも古く,〈昴星 宿曜経(すくようきよう)云昴星ハ六星,火神也,音与卯同。和名須波流〉とある。次いで清少納言の《枕草子》に〈星はすばる……〉とあるのが広く知られている。くだって江戸時代,安永年間(1772-81)刊の《物類称呼》には,〈昴ぼう すばると云(いう),二十八宿の内也。東国にて九ようの星と云,江戸にては,むつら星と云〉とある。現在でも,すばる,すまるの名は,関西,中国,四国,九州一円に行われているが,原意は江戸以前すでに忘失されたため,なまって〈すわり星〉〈すわり〉〈つばる〉や,〈すまり〉〈すもり〉などとなり,多くは寒夜の空にすくんでいるように見えるための名として,熊本地方には〈すわり地蔵〉の名もある。すばるが農耕の星として重んじられたことは,古代の中国やギリシア,現在の南方の島々でもすべてそうで,日本もその例外ではなかった。漁業にも,イカの集りなどを知るのに用いられている。したがって方言も数十に及び,俚諺(りげん)も豊富である。→プレヤデス星団
野尻 抱影
◆アストロアカデミア 2013年4月15日 ·
https://www.facebook.com/astroacademia/posts/560870787286212/
答え合わせです!
「ビンタン・プルプル」は、一体何の天体のことでしょう?
1)土星
2)シリウス
3)プレアデス星団(すばる)
2)シリウス
3)プレアデス星団(すばる)
正解は、3)のプレアデス星団です!
ボルネオでは呼ばれているそうなのですが、
ボルネオでは呼ばれているそうなのですが、
ビンタン=星
プルプル=集まり
プルプル=集まり
という意味があるそうです。
あの解説をされた方に1度お会いしてみたいと思いました。。。
どなたか、心当たりありませんでしょうか。。。?
あの解説をされた方に1度お会いしてみたいと思いました。。。
どなたか、心当たりありませんでしょうか。。。?
正解された方のプレゼントは、、、NASAステッカー!
またいつか、お渡ししますので、お楽しみにしておいてください。
またいつか、お渡ししますので、お楽しみにしておいてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/プレアデス星団
プレアデス星団(Pleiades)は、おうし座の散開星団である。メシエ天体としてはM45。漢名は昴(ぼう)、和名はすばる、すばるぼし。
◆高根天文クラブ・和名の星 と 日本の星座(takane21)
http://www.asahi-net.or.jp/~hw6k-asi/takane/takane21.html
さて、日本固有の星の名前にはどんなものがあるのでしょうか。現在でも使われているものがどれだけあるのか、昔から日本に伝わる物語や月の呼び名を含めて和名の星空を旅してみましょう。日本では「お日様」、「お月様」、「お星さま」と擬人化した呼び方もしますね。
・●冬の星座
◆一つ星(ひとつぼし)、青星(あおぼし)、大星(おおぼし):おおいぬ座のシリウス
◆二つ星(ふたつぼし):こいぬ座、ふたご座のカストルとポルックス
◆三つ星(みつぼし)、オリオン座の三つ星
◆酒枡星(さかますぼし)、オリオン座の三つ星とM42付近
◆五角星(ごかくぼし):ぎょしゃ座
◆釣鐘星(つりがねぼし):おうし座のアルデバラン
◆六連星(むつらぼし)、昴(すばる):プレアデス星団
◆鼓星 (つづみぼし):オリオン座
・すばる(プレアデス星団の和名)別名:六連星(むつらぼし)
日本でプレアデス星団について言及した最古の記録は、平安時代に醍醐天皇皇女勤子内親王の命で作成された百科事典『倭名類聚抄』だと考えられており、この中で、昴星の和名は須波流(昴星 宿耀経云昴音与卯名須波流六星火神也)と記されています(Wikipedia参照)。
このほかに、清少納言の著した『枕草子』の一節(星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。星はすばる、ひこぼし、宵の明星が良い。流れ星も少し趣がある。尾を引かなければもっとよいのだけれど。)が有名です(Wikipedia参照)。
◆日本の星のみかた ~夜8時天頂近くにすばる - スペースパーク
http://www.space-park.jp/events/tenmon/2005/0111/index.htm
2005/01/11
ようやく冬らしくなってきましたが、星空も宵空の東を見れば、オリオン座を中心におうし座やぎょしゃ座など、冬の星座たちが昇りとてもにぎやかです。
「星座」という星の見方は、西洋で用いられた星空の区分の方法です。
ですが日本にも古くから民衆に伝わる独自の星の見方がありました。
特に農業や漁業を行う人にとっては、星は規則正しく季節や時刻を教えてくれる貴重な存在で、特徴ある星や星の並びに名前を付けて目印としたのです。
呼び名は地方によっても異なり「星の和名」として、星の名前の方言のような形で長い間語り継がれてきました。
◆動き出 した巨大望遠鏡 「す ばる」Subaru Telescope Commissioned唐牛 宏(国 立天文台)Hiroshi Karoji (National Astronomical Observatory)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/lsj1973/28/Supplement/28_Supplement_P11/_pdf/-char/ja
1 . まえがき
国立天文台がハワイ島マウナケア山頂に建設を進めてきた口径8.2mの大型光学赤外線望遠鏡「すばる」が昨年1月にファーストライトを迎え 、9月17日には完成記念式典を祝うに至った 。しかし、多数の焦点面観測装置を立ち上げ、全国の関連研究者に開放して大学共同利用機関としての実をあげ、世界の観測天文学をリードする科学成果を生み出していく迄には 、未だ道半ばとするのが妥当であろう。すばる計画は 、予算上は1991年から始まり、西暦2000年3月に完成するという9年にわたる長期計画であるが、建設前の構想作りに十年 、完成後成果を上げるまでさらに十年とすれば 、総工程三十年に及ぶ、まさに日本の天文学 界が総力を結集し取り組む大事業である。
2 .「す ば る 」望遠鏡とは?日本全国の大学の共同利用機関である国立天文台が 、観測条件が優れたハワイのマウナケア山頂(標 高4,200m)に建 設した口径8.2mの望 遠鏡に付けた名前が 「す ば る」である。おうし座のプレアデス星団の和名として遠く奈良・平安の昔から親しまれている大和ことばで 、「す ま る」(集まる、統べる)から転じたとされ、集まって一つになるという意味の言葉なので、多くの人々の努力の結晶のたまものであるこの望遠鏡にふさわしい。
3 . な ぜ「す ば る 」をつくるのか母なる地球を含む太陽系は 、太陽と同じような恒星が2000億も集まった渦巻き銀河の一つである「天の川銀河」の周辺地域にある。銀河の中では星が星間物質から生まれ、そして死んでまた星間物質に還っていく。天の川と同格の銀河は大宇宙の基本的構成要素であるが 、一様には分布せずに大小のグループを作り、さらには光の速さで数億年もかかるような超巨大な構造を形作る。宇宙がビッグバンで始まり今も膨張を続けている.こうした現代天文学の主要な結論は 、電磁波のあらゆ る波 長における観測を通して導かれ 、実証されてきたが 、中でも、可視光それに近い赤外線は 、星とその集団の銀河が主にエネルギーを放射する帯域である。宇宙の「見える 」物質の95%は星として存在すると考えられているので 、光赤外望遠鏡は「宇 宙 の 骨 格 」である物質の分布 、運動 、物 理 状 態P11を観測する、文字どうり天文学の基本設備と言えよう。
プレアデス星団(Pleiades)は、おうし座の散開星団である。メシエ天体としてはM45。漢名は昴(ぼう)、和名はすばる、すばるぼし。
◆高根天文クラブ・和名の星 と 日本の星座(takane21)
http://www.asahi-net.or.jp/~hw6k-asi/takane/takane21.html
さて、日本固有の星の名前にはどんなものがあるのでしょうか。現在でも使われているものがどれだけあるのか、昔から日本に伝わる物語や月の呼び名を含めて和名の星空を旅してみましょう。日本では「お日様」、「お月様」、「お星さま」と擬人化した呼び方もしますね。
・●冬の星座
◆一つ星(ひとつぼし)、青星(あおぼし)、大星(おおぼし):おおいぬ座のシリウス
◆二つ星(ふたつぼし):こいぬ座、ふたご座のカストルとポルックス
◆三つ星(みつぼし)、オリオン座の三つ星
◆酒枡星(さかますぼし)、オリオン座の三つ星とM42付近
◆五角星(ごかくぼし):ぎょしゃ座
◆釣鐘星(つりがねぼし):おうし座のアルデバラン
◆六連星(むつらぼし)、昴(すばる):プレアデス星団
◆鼓星 (つづみぼし):オリオン座
・すばる(プレアデス星団の和名)別名:六連星(むつらぼし)
日本でプレアデス星団について言及した最古の記録は、平安時代に醍醐天皇皇女勤子内親王の命で作成された百科事典『倭名類聚抄』だと考えられており、この中で、昴星の和名は須波流(昴星 宿耀経云昴音与卯名須波流六星火神也)と記されています(Wikipedia参照)。
このほかに、清少納言の著した『枕草子』の一節(星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。星はすばる、ひこぼし、宵の明星が良い。流れ星も少し趣がある。尾を引かなければもっとよいのだけれど。)が有名です(Wikipedia参照)。
◆日本の星のみかた ~夜8時天頂近くにすばる - スペースパーク
http://www.space-park.jp/events/tenmon/2005/0111/index.htm
2005/01/11
ようやく冬らしくなってきましたが、星空も宵空の東を見れば、オリオン座を中心におうし座やぎょしゃ座など、冬の星座たちが昇りとてもにぎやかです。
「星座」という星の見方は、西洋で用いられた星空の区分の方法です。
ですが日本にも古くから民衆に伝わる独自の星の見方がありました。
特に農業や漁業を行う人にとっては、星は規則正しく季節や時刻を教えてくれる貴重な存在で、特徴ある星や星の並びに名前を付けて目印としたのです。
呼び名は地方によっても異なり「星の和名」として、星の名前の方言のような形で長い間語り継がれてきました。
◆動き出 した巨大望遠鏡 「す ばる」Subaru Telescope Commissioned唐牛 宏(国 立天文台)Hiroshi Karoji (National Astronomical Observatory)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/lsj1973/28/Supplement/28_Supplement_P11/_pdf/-char/ja
1 . まえがき
国立天文台がハワイ島マウナケア山頂に建設を進めてきた口径8.2mの大型光学赤外線望遠鏡「すばる」が昨年1月にファーストライトを迎え 、9月17日には完成記念式典を祝うに至った 。しかし、多数の焦点面観測装置を立ち上げ、全国の関連研究者に開放して大学共同利用機関としての実をあげ、世界の観測天文学をリードする科学成果を生み出していく迄には 、未だ道半ばとするのが妥当であろう。すばる計画は 、予算上は1991年から始まり、西暦2000年3月に完成するという9年にわたる長期計画であるが、建設前の構想作りに十年 、完成後成果を上げるまでさらに十年とすれば 、総工程三十年に及ぶ、まさに日本の天文学 界が総力を結集し取り組む大事業である。
2 .「す ば る 」望遠鏡とは?日本全国の大学の共同利用機関である国立天文台が 、観測条件が優れたハワイのマウナケア山頂(標 高4,200m)に建 設した口径8.2mの望 遠鏡に付けた名前が 「す ば る」である。おうし座のプレアデス星団の和名として遠く奈良・平安の昔から親しまれている大和ことばで 、「す ま る」(集まる、統べる)から転じたとされ、集まって一つになるという意味の言葉なので、多くの人々の努力の結晶のたまものであるこの望遠鏡にふさわしい。
3 . な ぜ「す ば る 」をつくるのか母なる地球を含む太陽系は 、太陽と同じような恒星が2000億も集まった渦巻き銀河の一つである「天の川銀河」の周辺地域にある。銀河の中では星が星間物質から生まれ、そして死んでまた星間物質に還っていく。天の川と同格の銀河は大宇宙の基本的構成要素であるが 、一様には分布せずに大小のグループを作り、さらには光の速さで数億年もかかるような超巨大な構造を形作る。宇宙がビッグバンで始まり今も膨張を続けている.こうした現代天文学の主要な結論は 、電磁波のあらゆ る波 長における観測を通して導かれ 、実証されてきたが 、中でも、可視光それに近い赤外線は 、星とその集団の銀河が主にエネルギーを放射する帯域である。宇宙の「見える 」物質の95%は星として存在すると考えられているので 、光赤外望遠鏡は「宇 宙 の 骨 格 」である物質の分布 、運動 、物 理 状 態P11を観測する、文字どうり天文学の基本設備と言えよう。
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