縄文人の志葉楽さんのブログ

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●ものの語源

2021年05月20日 07時06分26秒 | ●ものの語源
●言葉の語源
◆がっぽり
別表記:ガッポリ
金銭などを一挙に大量に得る様子などを表す表現。大量に失う場合にも用いる。
 
◆がっぽり
[副]一度にたくさんの金が手に入ったり、または出たりするさま。「がっぽり(と)もうける」「手数料をがっぽり(と)とられる」
 
◆ごっそり
《副[と]》たくさんの物を残らず全部。ごそっと。
 「どろぼうに―持っていかれた」
 
◆ ごっそり の解説
[副]
1 余すところなく全部。根こそぎ。残らず。
「ごっそり(と)盗まれる」「土砂がごっそり(と)崩れる」
2 数量の多いさま。「株でごっそり(と)もうける」
 
◆ごっそり/ごそっと の類語・言い換え
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解説
ごっそり/ごそっと の解説 - 小学館 類語例解辞典
ごっそり/ごそっと の共通する意味
一度にたくさんの物を残らず取り去られるさまを表わす語。
英語表現 entirely
国語辞書で調べる ごっそり ごそっと
ごっそり/ごそっと の使い方
ごっそり 【副】
▽税金をごっそりとられる
ごそっと 【副】
▽倉庫の品物をごそっと盗まれた
ごっそり/ごそっと の使い分け
「ごっそり」には、「小金をごっそりためこんでいる」のように、物が大量にあるさまの意もある。
 
◆ こっそり の解説
[副]人に知られないように、ひそかに物事をするさま。
「裏口からこっそり(と)忍び込む」
 
◆こっくり の解説
民間で行われる占いの一。3本の竹を三つまたに組んだ上に盆をのせ、三人が各自の右手の指で盆を押さえ、その一人が祈りごとをすると、自然に盆が動きだし、その動き方で吉凶を占う。こくり。こっくりさん。
[補説]「狐狗狸」とも当てて書く。
 
◆こっくり の解説
[副]
1 居眠りをして頭を前方に繰り返し傾けるさま。「こっくり、こっくり、船をこぎはじめる」
2 頭をふって大きくうなずくさま。「こっくりとうなずく」
3 前触れもなく、元気な人が突然死ぬさま。ぽっくり。「あの丈夫な人がこっくりいってしまった」
[名](スル)
1 居眠りをすること。また、うなずくこと。「電車に揺られてこっくりをはじめる」「何度もこっくりしながら母親の注意を聞く」
2 「こっくり往生」の略。
「おふくろはただ―を願って居」〈柳多留・二〉
類語
うとうと うつらうつら
 
◆こっくり の解説
[副](スル)色合い・味などに落ち着いた深みのあるさま。「こっくりした紺色のスーツ」「こっくりしただし汁」
 
◆ ひっそり の解説
[副](スル)
1 物音や人声がせず静かなさま。
「ひっそり(と)静まりかえった境内」
「ひっそり(と)した放課後の教室」
2 静かに、目立たぬようにするさま。
「ひっそり(と)余生を送る」「ひっそり(と)咲く野の花」
 
◆こっそりとごっそりの語源、小と大 - 外国語散策
https://hetakes0.hatenadiary.org/entry/20170420/1492671024
「御」大と言う表現があります。良い料理は
「御」馳走と言います。「御=go=良い=大」
と推測されます。「大量」を表す「ごっそり」
の「ご」は「御=ご=大」と置き換えても良
いようです。「ご==御」っそり、と書くと
分かり易いようです。
 
◆がっぽり・がっぽがっぽ - 日本語俗語辞書
http://zokugo-dict.com/06ka/gappori.htm
がっぽり
Gappori
がっぽりとは、大金を一度に手に入れる、または取られたりするさま。
『がっぽり』の解説
がっぽりとは一時に手に入れる(または取られる)金額が非常に大きいさまを表す言葉である。がっぽりを畳語(同じ成分を2回重複させた言葉:国々、多々など)にしたがっぽがっぽという言葉も使われる。がっぽがっぽにすることで、大金をどんどん手に入れる(連続的に大金を手に入れる)さまを表す。
 
◆オノマトペハンター おのはん!|第1回 今回のオノマトペ:「こっくり」|平田佐智子
https://www.hituzi.co.jp/hituzigusa/2017/10/17/onohan-1/
オノマトペを探して
はじめまして、こんにちは。オノマトペハンターの平田と申します。突然オノマトペハンターと言われてもおそらく何のことか全くわからないと思いますので、最初に少し説明させて下さい。
まず、オノマトペとは、擬音語・擬態語・擬情語の総称とされています。例えば、ガラスが割れる音を「ガチャン」と表現したり(これは音を音声で表現しているので、擬音語です)、油のぬめりを「ぬるぬる」と表現したり(これは状態を音声で表現しているので、擬態語です)、怖じ気づいている状態を「びくびく」と表現したり(これは感情を音声で表現しているので、擬情語です)、さまざまな音や状態を、それに近い音声で表現することができる、魅力的な言葉です。また、私はオノマトペや音象徴を研究している研究者です。言語にまつわる研究者の中には、というかほとんど全員と言ってもよいと思うのですが、日常生活にあふれているあらゆる言葉に対してとても感度の高いセンサーを持っています。そして、ちょっとおかしな言葉や、新しい言葉、面白い言葉を見つけると、すぐに誰かに話したくなるのです。
◆「こっくり」って、どういう意味?
オノマトペは、辞書に掲載されている従来の意味だけではなく、新しい意味合いで使用されることもあります。そのため、まず「こっくり」の意味をオノマトペ辞書で確認して、新種かどうかを確かめてみましょう。「擬音語・擬態語4500 日本語オノマトペ辞典」(小野, 2007)で「こっくり」を調べてみると、以下の意味が出てきました。
1) 居眠りをしたり、大きくうなずく際に頭を急に前後に動かすさま。
2) 突然に死ぬさま。また、突然に死ぬこと。ぽっくり。
3) 色合いや味などが、濃かったり深みがあったりするさま。
1番はよく見る意味だと考えられます。子どもが頷くときなどに「こっくり頷く」という表現を用いることがあります。また、頷きが肯定を表すジェスチャーであることから、質問に対して「こっくりする」で肯定を表現する場合もあります。そして、2番の例はあまり見かけないように思われます。これは、「ぽっくり」の方がより多く使われているのではないでしょうか。そして、3番に色合いに深みがあるさまが挙げられています。ということは、「こっくりカラー」は濃く深みのある色合いであることがわかりました。新しい表現では無かったようです…少し残念です。

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