私、希少がんP-net患者です

1996年に膵臓手術時は病名も不明。
膵内分泌腫瘍は10万人に一人の希少がん。
通称名 P-net(ピーネット)

いつもの通院

2013年09月09日 | 日記
私はすい臓を手術して後に糖尿病となり
飲み薬での対応も限界との判断でインシュリン注射をしています。
最近やっと自分のペースが見えてきたような感じです。

通院は糖尿病外来に毎月一回通っており
毎回、採血、採尿、先生との面談、薬を処方していただいて終わり。

今私が通っている病院は個人病院の少し大きな入院も急患対応できる所なのですが
肝心の糖尿病外来の担当医は毎年○○大学病院から派遣されてくる先生が週に一回だけ。
もう何年も前からその大学病院との連携で糖尿の担当医が来ている状況で毎年先生が交代される。

最初の頃、担当の先生とのコミュニケーションをとりたいと考えていた頃、すぐに交代されてしまうことに不満があったのですが
大きな病院にかかるよりも時間がかからないというのが大きな魅力でもう何年も同じ病院で糖尿病のコントロールを受けている。

でも、こちらの病院は大きな病院とちょっとちがって地元の多くの老人施設の患者さんが多く来院しているんです。
病院と施設の提携なのでしょう・・・
周辺には老人施設がとてもたくさんあります。老人社会とも言える昨今、こういう病院の役目というものも大きいのだろうと思います。

けれども・・・
毎月行くたびに目にするご老人の数々・・・ かなり弱ってらっしゃる方もいてストレッチャーで廊下が混雑するときもあります。
静かに横になってる方がおおいけれども中には大声で叫び声をあげながらガタガタと体を揺らす人もいて正直言ってびっくりしてしまいます。
自分の気持ちが落ちているときにそういう場所でただジーッとしているだけでも
何かが引き金になって私が壊れるんじゃないか?と思ってしまうことがあります。

年齢の重ね方・・・ 
弱っていくのが当たり前・・・
私は自分の将来像をそこには見つけたくなくて逃げ出しそうになる時もあるんです。

病院を替えることも考えましたが以前希望する病院の先生から近くにある病院で見てもらってくださいと言われてしまったこともあり
それ以来そのことにパワーを使わないように、考えないようにしてきました。

今日も外来受診の日だったので行ってきましたが心穏やかに待っていられる環境ではなく・・・
救急で施設から運ばれてきたご老人が採血するのを拒否して泣き叫ぶ横で何を考えて待てばいいのでしょう

風邪などでただ一時の通院でなら忘れられるのですが毎月通う場所となると気が重くなるのも当然ではないのかしら