さっき何気なく見ていたテレビでタレントさんが富士山周辺を歩いている場面。
ふと思い出したのは19年くらい前のこと、
主人の転勤が決まり家族まるごと引越すことを決めた時期に富士方面で親子キャンプに参加したことがありました。
当時、子供たちは小学校三年生で女の子の割に活発で外遊びが大好きだったので親子で参加できる企画に申し込んだのです。
私は30歳くらいで、まだ膵内分泌腫瘍などという病気にも無縁なはずの夏でした。
娘達が活発なのは私や主人の影響もあって家族揃って元気もりもりだったんです。
でも、何故か私は現地でかなり体調が悪くなり大型バスで到着したキャンプ場で一人寝込んでしまっていました。
その時は疲れが出たんだろう…ということくらいしか考えられずとにかく横になっているしかできなかったんです。
キャンプに参加して子供たちは外のテント宿泊、親は男女別に相部屋での宿泊。
みんながそれぞれに役割を分担して確か三日間の行程でかなりの人数が参加した大規模なキャンプでした。
そんな楽しいはずの場所についてすぐに発熱。
子供たちとは居場所が違うし、主人も男の人の役割があって別行動。
大勢の初対面のお母さんたちの中で私一人だけ到着早々のダウン。
結局丸一日眠り続けてしまいました。
滅多に風邪もひかないで頑丈そのものだと思っていた私があのような場所でか弱くダウンしたこと。
性格上、ほかの人に迷惑かけて寝てるよりも、ちょっと無理してでもやるべきことをしようとする私が起きられませんでした。
今思い出すと病気の前触れだったとしか思えないんです。
確かに疲れてはいました。
引越準備もしながらキャンプの用意もして出かけてきたわけですから多少は疲れていたでしょう
けれどもあの不調は後にすい臓に腫瘍が見つかる私の体の何かのサインだったと思えて仕方ないのです。
このことを思い出して考えていたら他にもいろいろ思い当たることがありました。
小さな頃から食後の腹痛が癖のようになっていて、食事をして数分すると脇腹が差し込むように痛くなったのです。
それがなぜなのかはわかりません。数分座っておとなしくしていれば痛みがなくなるのです。
家族で食事をして私一人だけがいつも食後の腹痛に悩まされていました。
また、それとは別によくお腹を下していました。
お腹が痛くなると胃の辺りが冷たくなっていて下痢です。
家族が同じものを食べているのに私だけ下痢・・・
でも、下してしまえばもうケロッとしているのですから親もそれほど心配することもなかったのだろうと思います。
あとは、中学~高校のころ、休みの日はとても長く寝る癖がついてしまい
目が覚めたら夕方だったなんていうこともよくあったのですが
そういう時の目覚め方が、腹痛でした。
痛むのは今思えばすい臓のあたり、当時はお腹が痛いとだけ思っていました。
死んだように眠り続け夕方になって起きてきてお腹が痛いと手でさすってるんです。
母は私を「眠り姫」と呼びました。
眠り姫は王子様のキスではなく、自分の腹の痛みに目を覚ますのでありました。
富士キャンプから約二年後に激しい腹痛で緊急入院しすい臓の異常が見つかったのですが
すい臓の腫瘍がいつからできてこんなに大きくなったのか・・・
手術前に腫瘍を小さくする薬を使ったのに大きさは握り拳サイズ。
生まれた時から持っていたのかもしれない。
何かのタイミングで芽が出たのかもしれない。
今は分からないけれど医学が進んでもっと解明されてくれることを大いに期待しています。
ふと思い出したのは19年くらい前のこと、
主人の転勤が決まり家族まるごと引越すことを決めた時期に富士方面で親子キャンプに参加したことがありました。
当時、子供たちは小学校三年生で女の子の割に活発で外遊びが大好きだったので親子で参加できる企画に申し込んだのです。
私は30歳くらいで、まだ膵内分泌腫瘍などという病気にも無縁なはずの夏でした。
娘達が活発なのは私や主人の影響もあって家族揃って元気もりもりだったんです。
でも、何故か私は現地でかなり体調が悪くなり大型バスで到着したキャンプ場で一人寝込んでしまっていました。
その時は疲れが出たんだろう…ということくらいしか考えられずとにかく横になっているしかできなかったんです。
キャンプに参加して子供たちは外のテント宿泊、親は男女別に相部屋での宿泊。
みんながそれぞれに役割を分担して確か三日間の行程でかなりの人数が参加した大規模なキャンプでした。
そんな楽しいはずの場所についてすぐに発熱。
子供たちとは居場所が違うし、主人も男の人の役割があって別行動。
大勢の初対面のお母さんたちの中で私一人だけ到着早々のダウン。
結局丸一日眠り続けてしまいました。
滅多に風邪もひかないで頑丈そのものだと思っていた私があのような場所でか弱くダウンしたこと。
性格上、ほかの人に迷惑かけて寝てるよりも、ちょっと無理してでもやるべきことをしようとする私が起きられませんでした。
今思い出すと病気の前触れだったとしか思えないんです。
確かに疲れてはいました。
引越準備もしながらキャンプの用意もして出かけてきたわけですから多少は疲れていたでしょう
けれどもあの不調は後にすい臓に腫瘍が見つかる私の体の何かのサインだったと思えて仕方ないのです。
このことを思い出して考えていたら他にもいろいろ思い当たることがありました。
小さな頃から食後の腹痛が癖のようになっていて、食事をして数分すると脇腹が差し込むように痛くなったのです。
それがなぜなのかはわかりません。数分座っておとなしくしていれば痛みがなくなるのです。
家族で食事をして私一人だけがいつも食後の腹痛に悩まされていました。
また、それとは別によくお腹を下していました。
お腹が痛くなると胃の辺りが冷たくなっていて下痢です。
家族が同じものを食べているのに私だけ下痢・・・
でも、下してしまえばもうケロッとしているのですから親もそれほど心配することもなかったのだろうと思います。
あとは、中学~高校のころ、休みの日はとても長く寝る癖がついてしまい
目が覚めたら夕方だったなんていうこともよくあったのですが
そういう時の目覚め方が、腹痛でした。
痛むのは今思えばすい臓のあたり、当時はお腹が痛いとだけ思っていました。
死んだように眠り続け夕方になって起きてきてお腹が痛いと手でさすってるんです。
母は私を「眠り姫」と呼びました。
眠り姫は王子様のキスではなく、自分の腹の痛みに目を覚ますのでありました。
富士キャンプから約二年後に激しい腹痛で緊急入院しすい臓の異常が見つかったのですが
すい臓の腫瘍がいつからできてこんなに大きくなったのか・・・
手術前に腫瘍を小さくする薬を使ったのに大きさは握り拳サイズ。
生まれた時から持っていたのかもしれない。
何かのタイミングで芽が出たのかもしれない。
今は分からないけれど医学が進んでもっと解明されてくれることを大いに期待しています。