花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

静かな星

2018年07月15日 10時39分52秒 | 日記

悲しい出来事です
このたびの水害でパソコングループの一人が亡くなられました
大空で静かな星が一つ光を失って消え去った感じがするのです

その方はいつも静かな笑顔で少年のようなまなざしをされて
いつも控え目な話しぶりでしたね
短い期間でしたが机を並べて
パソコンの操作が少し困難になると「ちょっと ちょっと」と
私の左袖を引っ張って
多くを語られなくて
いつも少し長目のおズボンの裾をだぶつかせて
だから奥様は先立たれたのかしらと勝手に判断したり

寂しくなりました
あの時のどしゃぶりの雨音きこえたのかしら
大自然の怒り狂う山崩れの轟音きこえたのかしら
ひとつの村が消えてしまう程の災害だったのですね
避難の途中だったのかしら
全て一瞬の出来事だったのですよね

命の儚さを悲しく痛ましく思います
お別れも言えないままなんて
お世話になったお礼の言葉も言えないままで
また何処かの街角でそっとお会いできるような気がしてなりません




花ミョウガの花が木陰でひっそりと咲いています