花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

どこか似ているようで

2020年10月15日 08時06分16秒 | 日記


金木犀が咲いてとてもいい香りがするのです
私は何度でも裏庭に出たくなるのです



今年は椿“初嵐”が早く咲きました
炉開きに間に合わない年がありますのに
でも今年は少しつぼみが少ないかしら





NHK朝の連続テレビ小説エールを観ていると戦時下のあの頃のことを
思い出すのです
当時は大人も子供もみんな防空頭巾を身に着けていました
綿がしっかり入っていて頭を守るための分厚い頭巾でした
女子はみんなモンペをはいて大人の男性はゲートルを巻いていました
贅沢は禁物”の時代で
”欲しがりません勝つまでは”とか”非国民”という言葉をよく耳にしました

各戸で防空壕を掘って身の安全を願っていたものです
そして空襲警報のサイレンが鳴ると其処に避難していたのです
でも原爆投下では結果的にはその防空壕は役立たなかったのです
みんな逃げ惑うことしかできなくて

終戦を迎えて平和をとなえるけど生活必需品には不自由な時期も
今頃ふとおもうのです
わが地方ではデパートも撤退して近くのスーパーストアも二年前の水害で
閉店したままです
少し遠方のデパートまで行って気に入ったいいいものを求めたくても
こんなコロナ禍で
遠方に出かけることをためらって 欲しいものを我慢したり
豊かな時代の筈なのにどこか似ているようで