花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

野分だちて

2015年08月26日 09時20分27秒 | はな
台風15号は当地では予想より早くに通過して被害もなくて何よりでした
でも 今朝は庭に出てみると倒れかかっている草花も
野ぼたんの花もう少しで咲きそうです



秋海棠の花がもう地に着きそうに最敬礼



嫁菜の花一輪だけ咲いていました
薄紫色の花これから優しくたくさん咲きます



矢筈萱今朝は一本だけ穂を出していました



柚子も静かに実を大きくしています




今日は無理です

2015年08月25日 09時30分17秒 | 日記
西瓜切ってみました
先日膝を悪くされた方が精を出してつくられた西瓜を戴いたものです
きっと 美味しいと思います
でも今日は無理です お誘い出来ません
だって 外は15号台風雨風荒れ狂っていますから
本当は怖いのです
西瓜どころではないのです
こちらお昼過ぎがもっとも近づくといいますのにまだ3時間もあります
私四角い顔して無事に通り過ぎることを祈っています




花のいのちは

2015年08月24日 11時30分49秒 | はな
立秋を少しすぎたころいかにも終焉を迎えましたとばかりに
同情を誘っていたねむの花でした
それでもこれまで美しく咲いてようこそこころを癒してもらったものと
感謝していましたのに

今朝外に出てみますと何でしょう
ねむの花何度目かの満開状態です
嬉しいです ようこそ
花のいのちは解らないものです



根源となるもの

2015年08月23日 10時01分37秒 | 日記
最近 残忍な悲しい殺人事件が報道されて胸が傷みます
テレビもなく報道も今のように氾濫した状況ではなかった その昔に
成長期の私にとってはとても衝撃的な事件が発生しました
ある若い母親が生まれて間もない自分の子供を殺してしまうという極めて
悲しい事件でした
その事件の裁判で裁判官からこのような意味の発言があったのを覚えています
(まだ母親になる自覚が出来ていなかった
これから罪を償い子供を慈しむこころを育てて欲しい)
このような内容だったと記憶しています

私にとっては何時の時代でもどの家庭でも母親とその子供は絶対の信頼関係 
強い愛情で繋がっている存在であることを確信しているにもかかわらず
母親が子供を殺してしまうことは随分悲しい出来事であったので
そのことは折に触れ思い出していました

やがて私も成人し体験を通して考えてみるに
始めて自分の傍に生まれたてのやわらかな小さな新生児をつれてこられた時には
私は嬉しいと思うよりも先に
このちいさな命にどう接しどうやって育てて行けばよいのか
大きな責任感におしつぶされそうになりました
母親は何をするもの? と世の母親に必死で尋ねたくなるようで
本当は自信がなくて頼りない気持ちでいっぱいだったのです

それから毎日毎日少しずつ少しずつ私は生まれたての児から根気よく教えて貰った
と思っています(勿論母親も義母もいてくれましたがそれは母となった自分と児との関係
とは別の存在であって)
お乳を飲ませることもおむつを替えることも
児が表す嬉しい表情も 泣いているそのわけも 
目も見えない小さな児が自分の好きな抱き方を求めるものであることなど
みんなみんな導いてくれるのです
心配なことがたくさんありましたけれど
楽しいことも沢山児から教えられました

ただこんな私にとっても間違えなく自信をもって言えることがひとつだけあったのです
それは最初からこの小さな生命はどのようにしてでも私が絶対に護っていくという必死な想いでした
このことは改めて誰からも教えて貰う必要はなかったのです
そのたったひとつのことが私にとっては母親となる根源だったのでしょうか
あれから何十年も過ぎ去ってから思うのです

初めから完全な母親本当はいないのでは
当時あの事件を起こしてしまった若い母親にそんな大切な気持ち 
小さな小さな生命をしっかりと自分が護るというこころが備わっていれば
悲しい事件に繋がらなかったのではないかと



秋明菊が優しく咲いています

困りましたね

2015年08月22日 09時35分48秒 | はな
吾亦紅は厄介な花だと思います
お花屋さんでは何本でも豊かな花を観ることができますが
我が家では二カ所に植えていますがすくすくと育っているようでも
いざ花の時期になると大いなるレジスタンス 

今年は水やり 肥料を少しだけ注意したので期待していましたのに
毎年半分枯れて半分に紅い球状の花をみせてくれますが
これから?
もう少しだけ待ってみます



大毛蓼毎年放っておいても沢山芽をだして勝手にとてつもなく大きくなり
随分高いところから見事に咲きますのにどうしたことか今年は3本だけ
ひ弱に育っています
お願だから来年の種だけは残してください