〈初日の夕食〉
入院初日の夜。私は人生初の病院食を食べることになりました。
この日のメニューは、山菜のおこわごはんや鮭の塩焼き、豚汁など一般常食といわれる介護食に比べて特別な制限がない普通の食事が提供されました。
気になる味は、普通に美味しかったです。量は腹七分目ぐらいの量で、人によっては少なく感じると思いますが、私には適量でした。
食後はナースステーション近くにある食べ終わった食器を置くカートに自力で持っていきました。
その後は、ベッドに付いているテレビを観たり、スマホで動画を観るなどして過ごしていました。入院中ということで病院の出に出られないため、とても暇でした。
22時に消灯時間を迎えたため、寝ることにしました。しかし、家とは異なる環境で過ごすことになったため、緊張してなかなか寝付くことができませんでした。気がつくと0時を越えており、2時間以上も寝付くことができませんでした。
寝付けない原因は他にもありました。それは私のベッドの位置です。私のベッドは病室の入り口の隣であったため、換気のためにドアが開いていました。そのため、廊下の暑い空気と照明が眠りの妨げになっており、寝付けませんでした。
また半袖短パンで寝ようとしましたが、それでも暑くて寝汗が止まらず途中で何度も起きてしまいました。
結局、まともに寝られたのは2~3時間だけとなり、ゆっくり休むどころか逆に疲れた状態で手術日を迎えることになりました。正直言うと、この時点でしんどかったですが、その後さらにしんどい出来事が起こるとは思いませんでした。そのことは、後日お話しします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます