一人ディズニー見聞録

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日本で3月公開されたディズニー・ピクサー作品 その1

2022-03-08 18:26:33 | 映画
日本の3月は、別れと映画の季節だ。


別れは想像つくと思うが、日本の3月は年度替りの時期のため、卒園式や卒業式、そして送別会など人が別れる出来事が多いのだ。しかし、3月が映画の季節だとは想像しにくい。日本で3月に映画に関する行事は、何かあったのか。


それが、実はあるのだ。3月は、米アカデミー賞授賞式(2月最終週~3月1週目)と日本アカデミー賞授賞式(1週目~2週目)が開催されるのだ(今年の第94回米アカデミー賞授賞式は、新型コロナの影響で現地時間3月27日(日)に開催)。また、米アカデミー賞授賞式の前日には、前年公開された最低な映画を決めるゴールデン・ラズベリー賞(通称ラジー賞)の受賞式も開催される。つまり3月は、映画の祭典が行われる映画ファン並びに関係者には喜ばしい月なのだ。


さらに、日本の3月は年度替りのため、全国すべての小・中・高・大・専修の学校が春休みに入る。時期は学校ごとによって変わるが、多くの学校では3月の2~3週目から春休みが始まる。それに合わせて映画業界では、3月に学生向けの映画を公開している。その代表が『ドラえもん』であり、他にも日本や海外のアニメ作品、日本の漫画・アニメの実写映画、さらには『仮面ライダー』等の「東映ヒーロー」作品も公開されている。


そして忘れてはならないのが、ディズニー・ピクサー作品だ。残念ながら今年は新型コロナの影響で、3月11日(金)に公開の『私ときどきレッサーパンダ』がディズニープラス独占配信に切り替わったため、劇場では公開されなくなった。しかし、新型コロナが蔓延するまでは、毎年のように劇場公開されていた。


ところで、あなたは3月に日本で公開されたディズニー・ピクサー作品を覚えているだろうか。これが、意外にも思い出せないものなのだ。そこで、3月に日本公開された作品を調べてみた。


対象作品は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサー・アニメーション・スタジオで製作された長編アニメーション映画のみとし、期間はピクサー作品が初めて日本公開された1996年(この年は『トイ・ストーリー』)から2022年までの3月に日本公開されたものに限る。


・『トイ・ストーリー』(1995 ※1):1996年3月23日(土)公開


・『バグズ・ライフ』(1998):1999年3月13日(土)公開


・『トイ・ストーリー2』(1999):2000年3月11日(土)公開


・『モンスターズ・インク』(2001):2002年3月2日(土)公開


・『リロ・アンド・スティッチ』(2002):2003年3月8日(土)公開


・『ブラザー・ベア』(2003):2004年3月13日(土)公開


・『プリンセスと魔法のキス』(2009):2010年3月6日(金)公開


・『塔の上のラプンツェル』(2010):2011年3月12日(土)公開


・『シュガー・ラッシュ』(2012):2013年3月23日(土)公開


・『アナと雪の女王』(2013):2014年3月14日(金)公開 


・『アーロと少年』(2015):2016年3月12日(金)公開


・『モアナと伝説の海』(2016):2017年3月10日(金)公開 


・『リメンバー・ミー』(2017):2018年3月16日(金)公開


・『ラーヤと龍の王国』(2021):2021年3月5日(金)公開


こんなに公開されていたのか、と思わんばかりの作品数。やはり、ディズニー・ピクサー作品は春休みに必ず公開されているのだ。この考察は明日の漫談で話すので、お楽しみに。


(※1)アメリカで上映された年


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