3月の30日に 急ぎ中山道の旅に行きました。
と言うのも、関東の桜の開花が早く、
どうせなら大宮公園の桜を観たいものだと思ったからです。
大宮の駅を出て中山道を歩くのではなくて
先ず向かったのは大宮公園。
この様な商店街を抜けて
結構北に歩きます。
桜満開でした。
しかし、中央は屋台がものすごいです。
焼き鳥屋さん、お好み焼き屋さん、焼きそば屋さん
ちょっと多過ぎなのでそこは避けて、
美しく桜の並んでいる所を抜けると
池が有りました。
水鳥も遊び、長閑な風景です。
しばし桜を堪能したところで
桜咲く道を中山道へ急ぎます。
しばらく歩くと気が付かないほど端の方に(ファミレスの駐車場の端)
大山と御嶽山方面へとの道しるべが有りました。
ここが分岐点だったのでしょう。
中山道に並行して走る細い道に
八百姫大明神が祀られていました。
八百姫とは?
また人家の中を歩いてしばらく行くと
石上神社が有りました。
この辺は神社がやたら多いです。
新幹線の高架のすぐ近くに猿田彦大神(東大成庚申塔)が有りました。
人家の中の目立たない所です。
この辺は案内板も無く、通り過ぎてしまうようなところに馬頭観音や庚申塔が多く
道歩き泣かせです。
やっと中山道を歩いているのだと判る案内板が有りました。間違ってはいなかったようです。
高崎線 宮原の駅です。
少し歩くとバス停の下に何気なく置いてありましたが説明もなく通り過ぎるところですけど
天神橋の欄干らしいです。歴史を感じますね。
川が流れていたのでしょう。
天満宮が有りました。菅原道真を祀ってあるお宮です。
その近くに人家の塀に隠れて庚申塔が有りました。
これも探さないと判りません。説明もありません。
鎮守の森の中に賀茂神社が有りました。
少し歩くと宮原小学校が有ります。
大きなんせんだんの木があります。
(加茂学校を開校の頃に先生が故郷の高知から苗木を持って来て植えたものがずっと育っており
学校の歴史を見つめてきたそうです)
桜の季節、ところどころに素晴らしい大木が見られます。
赤い鳥居の大きな神社が見えました。
南方神社です。社は美しい立派な神社でした。
途中公園の桜が見事でした。
この家はなんか不思議です。タイムスリップしたような?
この広いお屋敷に電線が引かれてません。
ぼうぼうと草や木に覆われてる広い敷地にお屋敷が有ります。
不思議な家ですね。住んでいるのでしょうか?
さらに歩くと、
馬喰新田 と言う名前の庚申塔が有りました。
川越へ三里と書いてあります。道しるべにもなっていたのですね。
この辺りは工場団地だったのか
工場跡地が多く、それも広い空き地となっている所が多いです。跡地にマンションでも建設されるのでしょうか?
クレーンが見えますね。
愛宕神社の庚申塔
愛宕神社。
本当に神社が多いです。
一里塚などは無く、街道を歩いている証拠の物はありませんが
神社で歴史を感じるだけです。
古い人家が有りました。建物のの軒下に綺麗な細工がしてありました。
上尾駅近くになります。
氷川鍬神社です。鍬神社とはいかにも農村の集落と言う感じですね。
江戸時代、上尾は鍬などを製鉄が盛んだったそうでそれで鍬神社だそうです。
大きな立派なお社です。
近くに本陣跡の民家が有りました。
瓦が特徴が有り、それをブロックの塀に飾りつけてありました。
それにしても何の説明もなく、もう少し中山道を盛り上げて欲しい街ですね。
上尾の駅です。
駅はとても立派です。
コンコースから見下ろすと左右に走る中山道が見えます。
大宮から上尾まで7.8キロほどの道のりでした。
桜は綺麗で楽しかったですが
春先なのに温度が高く、
これからは暑さを考慮しなくてはなりません。
気候が良ければもう少し歩けましたが、疲れましたので帰途に付、
帰りに目黒川の花見をしてきました。