消防車
4月頃から咲きだした胡蝶蘭がまだ咲いている
7月27日の朝、
『起こして~~~。』とハハ様。座らそうとするとコテン!! 横に倒れこむ。
どうしたんだろ~今日も調子悪いみたいだ。ディ、休むことになりそう。
このところ週2回のデイサービスが無理になったみたいで急に休むことが多い。そのたびにデイを断るのだけど、何だか憂鬱になる。さいわいオットット様はオフ。断りの電話を頼んだ。
オットット様 『このまま、車椅子に乗せてあずみ苑に送って面倒みてもらおう。』
彼も断るのは嫌なのかもしれない。
食卓に付いてもハハ様の様子が変!! 体調が不安定なのはいつもの事だけど、なんだか今朝は違っている!!
好きなヤクルトをテーブルに置いても手を付けようとしない。ふたをはがして手渡すと飲み始めたが、ハハ様の口角からポタポタとしずくが落ちる。
アッ!!! 脳梗塞!!
すぐに主治医に電話して症状を告げると救急車を手配するように言われた。
119に電話して受け答えをしているうちに家の外でサイレンの音がする。
車の誘導に出たオットット様~~『消防車が来たよ~~~!!! 火事の連絡したのかぁ~~~??』
私、『エッ~~~!!』
我が家と消防署はすぐ近くの関係。救急車が出払っていたの消防車で駆けつけてくれた隊員、4名くらい。担架やいろいろな器具を持参して我が家に入る。
その後、救急車の隊員も駆けつけてくれて我が家は満杯状態。そこにちっちが帰宅の鳴き声の合図。その声で私がサッシを開けると、若い隊員の一人がちっちに感動していた。← 何故?
ハハ様の病歴や家族構成などを質問された。
病歴や飲み薬やかかりつけの病院など・・・・自分でもスラスラと言えるのが不思議なくらい冷静。
それでもハハ様の誕生日を間違えて言ったらしい。オットット様が訂正してくれた。 💦💦💦
我が家はハハ様と私たち老齢夫婦の高齢者3人家族。ちっち姫だけが若くて可愛い存在の淋しい家だ。将来の日本の家庭のモデルかもしれない。
こんな事態にはいつも思う。そのうち私たちがハハ様のようになったら・・・・・あぁ~~~考えるとゾッとするから、これ以上考えない。マイナス思考になりがちな事は避けて通りたい・・・・・・。
こんなわけでハハ様は脳梗塞の疑いで入院した。整形外科医院、あずみ苑のショートからと3回目の救急車による入院。又も消防隊員の手際よい活動に感謝でいっぱい頭が下がる。