2024年6月13日(木)今日も暑い晴れ空で3日連続夏日31℃。
関係人口とは?
「関係人口」という言葉ができている。
ある地域に移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない。
現住所から近い人や遠い人がいるでしょうが、その地域にルーツがある人。
過去の勤務先とか過去の居住地、過去の観光か何かで滞在したことがある、などの様々な関わりを持つ人々を指し、その地域や観光、産業、農業、漁業など様々な関心を寄せている人々のようです。
消滅可能性自治体という言葉があるように、地方は人口減少・高齢化により、壊滅寸前に直面しているが、変化を生み出す人材が地域に入り始めている例も多くあるそうだ。
例
就職を機に上京したが、首都圏在住で地元にゆかりのあるメンバーたちが集まって、イベント開催を中心に様々な活動に取り組んでいる人。
域学連携事業を通じて知恵を絞り体を動かして地域の活性化に取り組んでいる学生。
食料問題や農業の問題などに興味がある方が、自治体からの募集を見て地域外から来てスマート農業のソリューション提案に取り組んでいる。
よそ者が地域に溶け込むためには、外と内をつなぐコーディネーターの役割をしてくれる人がいればうまくいきやすいという意見もある。
移住まではできないが関係を持ちいろんな問題解決に取り組むという動きは、それまでになかった地域の特徴を生み活性化させる可能性に大きな期待を抱くことができる。大きな地域の変化を予感させる。
錆びついた日本の社会や政治が、地方の若く輝く芽が育つことで地方から新しい日本が再生すればいいなぁと心から思う。若い人たちの行動力と自治体の柔軟な対応が地方を変え、日本中があちこちでわーわー何かやってるぞ!という姿を期待する。