2023年4月18日(火)くもり空から雨になった。
電気式のサイフォンで今日もコーヒーを飲む。サイフォンからでたコーヒー粕はすぐに捨てずに、消臭剤・芳香剤としてトイレなどに置いたり、除湿剤としてピアノの下に置いたりしている。

これまで知らなかったけど、驚きのコーヒー粕の活用方法があるらしい。
下水道を活用して、エネルギーの拠点を推進していることを知った。国土交通省が「~地域バイオマスの利活用~下水道バイオマス利活用事業」として推進していて、令和2年度時点の資料では全国の自治体の中で9か所が取り組んでいる。
★全国における取組実施自治体(令和2年度末)
愛知県豊橋市、石川県中能登町、石川県珠洲市、新潟県新潟市、栃木県鹿沼市、北海道恵庭市、北海道北広島市、富山県黒部市、兵庫県神戸市。
今現在は少しは増えているのだろうか?
取組み内容は?
下水汚泥、し尿、浄化槽汚泥、生ごみ、食品加工廃棄物、刈草、家庭系生ごみ、コーヒー粕、木くず等様々のようです。
興味を持ったのはコーヒーの粕。
どうするのか?
下水道に接続された地域住民がコーヒー粕を捨てる際、流し台から配管が詰まらないように洗い水と一緒に流すそうだ。細かい粒(1~2㎜)だから管の詰まりは大丈夫。ただし、大量に流すのは詰まる可能性があるのでダメ。そして、ペーパーフィルターごとはもちろんダメだ。
面白い取り組みだ。
下水汚泥とコーヒー粕を混ぜてメタン発酵処理を行い、発生したバイオガスを熱源に「バイオマス発電」のほか、乾燥させた汚泥を「燃料」や「肥料」としてリサイクルしているそうだ。
「コーヒー粕を流し台から流してください。」としている自治体の取組による効果はどうなっているのか?
・バイオガス発生量:年間100万m3(灯油にしてドラム缶 約3,000本に相当)
約2,700m3/日 (約3,800世帯分のプロパンガスに相当)
・CO2削減量: 年間約1,000t (一般家庭 約200世帯分に相当)
・発電量: 年間約39万kwh(一般家庭 約80世帯分の電力供給に相当)
この自治体は、下水汚泥からバイオガスを発生させる施設を設置している。専用装置で発酵させてバイオガスを取り出し、ガスタービン発電に使ったり、残った汚泥を乾燥させて畑の肥料にしたりして、下水汚泥を100%活用しているというからすばらしい。
近くに缶コーヒーを製造している工場もあり、ここから出ているコーヒー粕も利用しているようだ。
下水汚泥とコーヒー粕を混ぜてメタン発酵処理を行い、発生したバイオガスを熱源に「バイオマス発電」のほか、乾燥させた汚泥を「燃料」や「肥料」としてリサイクルしているそうだ。
「コーヒー粕を流し台から流してください。」としている自治体の取組による効果はどうなっているのか?
・バイオガス発生量:年間100万m3(灯油にしてドラム缶 約3,000本に相当)
約2,700m3/日 (約3,800世帯分のプロパンガスに相当)
・CO2削減量: 年間約1,000t (一般家庭 約200世帯分に相当)
・発電量: 年間約39万kwh(一般家庭 約80世帯分の電力供給に相当)
この自治体は、下水汚泥からバイオガスを発生させる施設を設置している。専用装置で発酵させてバイオガスを取り出し、ガスタービン発電に使ったり、残った汚泥を乾燥させて畑の肥料にしたりして、下水汚泥を100%活用しているというからすばらしい。
近くに缶コーヒーを製造している工場もあり、ここから出ているコーヒー粕も利用しているようだ。
そして、生ごみを細かく砕いて台所から下水に流す「ディスポーザー」の設置にも補助金を出していて、SDGs(持続可能な開発目標)を進めている。
・可燃ごみ減量→CO2削減に寄与
・収集運搬コストゼロ
・バイオガス、発電量の増加につながる。
・バイオガス、発電量の増加につながる。
なかなかいい感じだ!!!