2023年12月23日(土)今朝も20㎝ほど降ったようですが、暖かいのか下の方が融けてきているからかなり重い。昼前には温度が急上昇してどんどん融けてきた。これはこれは・・・。今日も朝から疲れた。でも天気は回復してよかった。晴れ間が出た。
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2022年の参議院選挙で、自民党は単独で63議席を獲得し、改選議席125の過半数を確保して大勝。
このうち、比例代表の結果は、自民党は全国でおよそ1826万票を獲得し、得票率は34.4%でした。前回と比べると、投票率が上がり、得票数はおよそ54万票増えたが、得票率は0.9ポイント下がっている。
2021年の衆院選では自民党は絶対安定多数の議席を確保した。自民党絶好調?
自民党の小選挙区候補の得票総数は2781万票余りで、2017年の前回よりも約110万票増加しているからね。
投票を棄権した人も含めた有権者全体のうち、何%がその党の候補に投票したかを示す「絶対得票率」も前回比1・2ポイント増の26・4%となっている。
比例代表ではどうか?
自民党の得票は1991万票で得票率は34.66% 。絶対得票率は18.9%。
この絶対得票率で過去の衆議院選の比例代表をみてみよう!
2009年18.1%、2012年16.0%、2014年17.0%、2017年17.5%。
国会に占める各党別議員数の割合とは無関係のような驚きの数字になる。
棄権の意思表示が何かは明らかにならないが、有権者全体ではずっとこの程度の数字で推移している。30年もデフレにあえいできた辛抱強い国民は、ずっと国を救ってくれる政治家・政党を求めてきたのかもしれない。
でも、そんな期待の中に国民のあきらめもあったのだろうか?
はっきり言えることは、この間に社会が錆びつき劣化してしまったことでしょうか?
民主党政権になって、やっとまともな2大政党が日本にもできたと喜んだのも束の間、悪夢のようなあの体験が国民を凍らせた。当時の民主党(2009年-2012年)の責任も計り知れないものがある。
もう一度流れを見ると、
衆議院総選挙での自民党の絶対得票率は、1980年代から1990年代初頭にかけては30~35%あったようだ。
ところが、
1993年の総選挙では、自民党の分裂による非自民連立の細川護煕政権が成立。この時は24.3%に落ち込む。
1996年の総選挙から中選挙区制から小選挙区比例代表並立制で実施されていて、小選挙区ではおおむね25%前後、比例代表では15~20%で推移している。
2009年から2012年まで民主党に政権を取られたが、そんな大きな波乱があった期間を含めても絶対得票率は一定的に低い。
しかし、政権が変わった期間を除いては、自民党議員は圧倒的に多く国政を握ってきた。
参考
デジタル読売新聞
東洋経済