青空ーすべてはバランス

廃食油の争奪戦-SAF

2024年3月24日(日)今日は晴れて暖かい日でした。最高15℃まで上がったからね。大相撲、今場所は若手の日本人力士が大活躍だ。おもしろかった。
尊富士おめでとう!


日本にとって資源確保は国の最重要事項のひとつだろう。政治家はちゃんと仕事してるのか分からないが。

日本だけでなく世界中でも資源確保は最重要事項の一つだ。しかも脱炭素・CO2削減の問題もあるから、クリーンなエネルギーを確保する必要があるから大変だ。

そんな中、廃食油の争奪戦が世界で激化しているそうだ。
使い終わった食用植物油を分解してSAF(サフ)と呼ばれる航空燃料に作り変えるためだ。

ただし、今の日本の目標では、2030年までに国内の航空会社が使う航空燃料の10%をSAFに置き換えるというものだ。
ドイツでは脱・飛行機に動きが加速して寝台列車が再注目され始めましたらしい。畜産農家の飼料の問題もあるし、簡単ではないけど検討するばかりでは許されない危機感と行動力が欲しい。

「SAF」は、Sustainable(持続可能な)Aviation(航空)Fuel(燃料)
の頭文字からとられている。

従来の原油からつくる燃料と比べて二酸化炭素の排出量を80%程度減らせるとされている。航空機は交通機関の中でもダントツに二酸化炭素の排出が多い。

この燃料を製造するために「ACT FOR SKY」という団体ができている。
全日空や日本航空、プラント建設の日揮ホールディングス、廃油を提供する日清食品ホールディングスなど16社が参加しているそうだ。
どこかの国から輸入すればいいなんてことはできない。各国の航空会社の間でSAFが争奪戦となっていて、早く国産で製造する必要がある。

問題は当然ながら「安定的な原料の調達」でしょう。
当然いろんな問題が起きてくるけど国と政治家がしっかりとしないといけない。どちらさまも不安だけど・・・。

資源ごみと同じように廃食油も回収。なんてことになるのか?でも、「安定供給」ということになると・・・。



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