2023年5月28日(日)晴れて地元のマラソン大会も順調そうだ。天気は次第にくずれ、雨になった。私はマラソンはもちろん少し走ることもできない。
情けないね。
炎症が続き慢性炎症になると細胞組織が弱ってきてその機能が弱くなる。
どうしてか?
ここで知っておくべき重要な言葉がある。「線維化」という言葉。
その前に「結合組織」という言葉も理解しておく。
結合組織は全身にある。筋組織、神経組織などのいろんな組織を互いに結び付け、それらに栄養を補給するなどの役割を果たす組織だ。
結合組織は「線維性結合組織」「軟骨組織」「骨組織」「血液」に分けられるそうですが、一般的には「線維性結合組織」のことを指すようです。
あらためて・・・
線維化
炎症が続くと細胞が死にはじめる。すると組織の構造が少しづつ乱れ壊れていく。
そこへ結合組織から線維成分が入り込んできて組織が硬くなる。柔軟性がなくなる。
このような現象は、炎症ー慢性炎症は万病のもと
でみたいろんな病気の炎症からの進行過程でみられる現象らしい。
アルツハイマーの記事を書いていた時もこの線維化という言葉を覚えている。
炎症☞慢性化☞線維化☞〇〇病 ということになる。
でも、線維化は組織が弱まるのを防ごうとする必死の体の働きであるはずだ。
ケガをしてしばらくすると患部が硬くなり、そのうち治ってくる。誰もが経験しているはずだ。ほどほどで炎症が治れば「うまく治癒する」はずなのだが、長期化して慢性化すると、線維化が止まらなくなる。
体の自然治癒機能のバランスが崩れる。
すると線維化が怖い働きになる。
(この線維化(線維芽細胞)に免疫がかかわっているらしい。難しいのでここでは省略します。)