2021年11月25日(木)雨風強し!おてやわらかにお願いします。家が壊れないように!
今日の歯医者からの帰り。荒れた天候。午後4時半にはもう暗くなる。
帯状ほう疹を発症する人が増えているという。なぜ?
高齢化社会ということもあるけど、2014年から始まった子どもへのワクチン定期接種が関係しているという。
ワクチンが定期接種になったことで、子どもの水ぼうそうの発症が減っています。そのため、この子どもたちを育てている親世代は、ウイルスに接触しなくなった。子供の頃に水ぼうそうになって免疫を獲得していて、子どものウイルスに再び接することで「ブースター効果」を得て、免疫がさらに活性化するのですが、それが得られない状況なので、免疫が弱くなり今度は帯状ほう疹が現れてくるということになります。
だからといって、子どものワクチン接種は大切です。
子どもの水ぼうそうも重症化すると大変なことになりますから油断できません。
2014年からワクチン接種が始まったばかりだから、子どもの頃に水ぼうそうに感染していない成人が発症するとかなり厳しい状況になるらしい。脳炎、肺炎、肝炎などを併発する可能性が。妊娠中に発症すると、胎児に白内障や脳の萎縮などの合併症が起こることもあるから、成人も予防接種したほうがいいと思われます。抗体検査を受けることもできるようです。
また、帯状ほう疹は、50代以上の患者が7割を占めているようです。糖尿病などの生活習慣病の方や免疫抑制剤を使っている方などは、免疫の働きが低下していて、帯状ほう疹を発症する可能性が高くなります。
こうして見ていくと、水ぼうそうや帯状ほう疹は、注意した方がいいと強く感じますね。
水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)は、骨髄から枝分かれしている感覚神経の根元にある神経節に潜んでいるそうです。ここから神経に沿って移動していくから痛みなどが伴ったり、合併症を起こす可能性もある。
このウイルスが顔に現れたら要注意です。目の近くの神経に沿って現れたら、角膜炎、結膜炎、視力低下などが考えられるから怖い!
帯状ほう疹はとにかく早い治療が大切らしい・・・。